みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
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みなさんは、アフタヌーンティーに行ったことはありますか?
ニューヨークでは、いろんな場所でアフタヌーンティーを楽しめます。
今回は、ニューヨークにおいて、おそらく最高級と言える『バカラホテルのアフタヌーンティー』について、
- バカラホテルについて
- バカラホテルのアフタヌーンティーについて(メニュー、予約方法など)
- 実際にアフタヌーンティーに行ってきました。(煌びやかな内装、アフタヌーンティーの内容など)
をまとめました。
内装も食器も全部バカラクリスタル!最高に優雅なアフタヌーンティーを満喫しました。
おそらく、一生で一度の体験。しっかりとかみしめてきましたよ!
バカラホテルとは?
そもそも「バカラ」とは?
「バカラ(Baccarat)」とは、1764年創業の、フランスのクリスタルガラスのブランドです。
フランスのルイ15世から名を受けて創業し、今では、フランス王室やイギリス王室などの各国王室、そして日本の皇室からも受注している、世界的なラグジュアリーブランドです。
グラスなどのテーブルウェアはじめ、シャンデリア、花瓶、アクセサリーなど、あらゆるクリスタルガラス製品を製造しています。
バカラホテルの基本情報
バカラホテルは、2015年にマンハッタンに誕生した、バカラが手掛ける世界初のホテルです。
場所はミッドタウンで、目の前には、MoMA(ニューヨーク近代美術館)があります。
所在地 | Baccarat Hotel New York 28 W 53rd St, New York, NY 10019 |
ウェブサイト | Baccarat Hotel New York |
👉MoMAについては、こちらの記事をご覧ください。
バカラホテルのアフタヌーンティーとは?
バカラホテルのアフタヌーンティーの基本情報
バカラホテルのアフタヌーンティーは、ホテル2階のGrand Salon(グランド・サロン)で味わえます。時間は、12pm~5pmです。
アフタヌーンティーのメニューは、4種類あります。
Grand Salonには、アフタヌーンティー以外のメニューもあります。
予約方法
Baccarat Hotel New Yorkのウェブサイトで予約をします。30日前から予約可能です。
ベジタリアン、グーテンフリーのコースもあります。
クレジットカードの情報も入力し、予約日の前日正午からキャンセル料(1人50ドル)がかかります。
予約後に送られてきたメールには、「予約時間の10分前には到着すること。席の時間は、2人までは1時間半、3~5人は2時間。」と書かれていました。(でも実際は、2人でも2時間以上滞在することができました。混み具合に寄るのだと思います。)
実際に行ってきました。
2024年3月の平日に、お友達と訪問しました。
バカラホテルの様子
バカラホテルの外観は、とってもモダン!
入り口は黒を基調にし、高級感が溢れていました。ガードマンに、アフタヌーンティーに来たことを伝え、中に入りました。
エントランスホールには、巨大なバカラのシャンデリアがお出迎え!
少しベージュがかったクリスタルガラスは、シックなホテルの雰囲気にマッチしていました。
中に進むと、フロントデスクなどはなく、エレベーターホールがあります。ここの空間はとっても薄暗いのですが、エレベーターの横に置かれているシャンデリアの照明が際立ちます。
この薄暗さは、非日常の世界を演出するためなのかなと思いました。ミッドタウンの喧騒から、一気に落ち着いたラグジュアリーな空間へと引き込まれます。
天井にもシャンデリアが!
壁に鏡が使われているので、クリスタルガラスのキラキラが最大限に活きています。
エレベーターに乗り、2階へ向かいます。
グランド・サロンの様子
エレベーターを降りると、一気に明るい空間が広がります。アフタヌーンティーが楽しめる「グランド・サロン(Grand Salon)」に到着です。
受付で、予約の名前を言って、席に案内してもらいます。
今回私たちは二人だったので、窓際の二人席に案内されました。
こんな超高級ホテルのアフタヌーンティーになんて来たことなかったので、今回どんな服装で行こうかと悩みましたが、とりあえず「きれいめ」であれば、大丈夫だと思います。
周りのお客さんでも、ジーンズやパーカの人もいましたし、ある程度気を使った服装であれば、大丈夫です。
1つだけ残念だったのが、コートを預かってもらえなかったこと。超高級レストランなので、当然コート掛けなどがあるのかと思っていましたが、自分の席のイスにダウンコートをかけなければならず、それが少し残念でした。
大人数用のソファー席などもあり、とっても優雅な時間が流れています。
サロン内の装飾も素晴らしかったです。
1764年の創業から1年ごとの本の演出。このバカラホテルが出来た2015年は赤い本になっています。
奥には、バーカウンターもありました。
さあ、アフタヌーンティーの始まりです!
メニュー表はこちら
席に着き、メニューが渡されます。
オンラインの予約時に「Prince of Wales」を選んでいたので、ここでは紅茶を選びました。10種類の中から、お友達は「The Queen’s Guard」、私は「Cacao Chai」を選びました。
水は、タップウォーターかスパークリングか聞かれましたが、私たちはスパークリングを注文(エビアンで14ドル)。水は、シャトーバカラタンブラー(約6600円)でいただきました。
私たちは、シャンパンは注文しなかったので、シャンパン用のグラス、マッセネ シャンパンフルート(約2万2500円)は、すぐ下げられました。写真を撮るならお早めに。
紅茶は、この2つをピック
まず紅茶がサーブされます。かなり大容量のポットで嬉しい!
「The Queen’s Guard」は、ローズやラベンダー、レモンなど華やかな香りが口の中に広がり、とっても美味しかったです。こんな華やかな紅茶は、人生初でした。
「Cacao Chai」は、少しだけスパイシーなチャイですが、後味はさっぱりとして、クセはありません。
紅茶は、最後の方になると渋くなるので、早めに飲む方が美味しいです。(特に、The Queen’s Guardはその傾向が強かったです。)
一番上のプレート
そして、お待ちかねのペイストリーたち!!3段のミルニュイペイストリースタンド(約16万5000円)も見ものです。
まずは、一番上のプレートのセイボリー3品から。
セイボリーとは、甘いペイストリーでななく、サンドイッチやキッシュなどの甘くない軽食のことです。
左から。
Imperial Balik Salmon, Cucumber, Dill Cream, Trout Roe
濃厚なサーモンとイクラが美味しかったです。
Chicken Liver Pate on Ginger Financier, Port Jelly
このペースト状のレバーは、小ぶりなのにインパクトがあり、美味しかったです。
Maine Lobster & Caviar
ふわふわのパンの上にたっぷりのロブスター、そしてその上にキャビアが乗っています。ロブスターの味がしっかりと感じられ、美味しかったです。
真ん中のプレート
続きまして、真ん中のプレート。こちらもセイボリー3品です。
左から。
Coronation Chicken、Green Apple, Celery, Lentil Crisp
「Coronation Chicken」とは、パセリ、ターメリック、生姜、マヨネーズやクリームなどで味付けして和えた鶏むね肉の料理で、故エリザベス2世の戴冠式のパーティのために考案された料理。
こちらのものは、外側はサクサクで、中はカレー風味で、とてもインパクトのある一品で、美味しかったです。まん丸の見た目も可愛いです。
Beef Tartare on Potato Confit
「Beef Tartare」とは、生の牛肉を粗いみじん切りにして、調味料と和えたもの。
こちらのものは、ポテトの上に牛肉が乗っています。少しピリ辛でしたが、それ以外あまり印象に残らない味でした。
Devilled Egg
「Devilled Egg」とは、固ゆでしたたまごを半分に切って、黄身を取り出し、マヨネーズやマスタードで味付けしてペースト状にしたものを再び白身に詰める料理。
こちらのものは、パンではさみ、日本のたまごサンドイッチのようにアレンジしてあります。
さわやかな豆のツルの香りと甘いたまごがマッチしていて、美味しかったです。少しパンがパサついていたのが残念でした。
一番下のプレート
最後は、一番下のプレート。スイーツ5品です。目の保養になりますよね!
左手前から。
Creme Brulee Tart
サクサクのタルトの中に、クリームブリュレ。そして上にベリーが乗っている一品。とろとろのクリームブリュレがとても美味しかったです。
Raspberry Rose Choux
シュークリームの中に、ふわふわのラズベリー風味のホイップクリームが入っていて、上にホワイトチョコレートと生クリームとレモンジャムが乗っています。
ほんの少し酸味のあるさわやかなラズベリークリームと甘いホワイトチョコ、レモンジャムがよく合い、美味しかったです。
Sacher Torte, Chocolate Mousse
チョコレートムースのザッハトルテ。少しビターで濃厚なチョコレートムースが美味しかったです。金箔が乗っていました。
Red Velvet Crinkle Cookie
「Crinkle」とは、「しわ状の」という意味で、「Crinkle Cookie」とは、ひび割れたようなクッキーのことです。
こちらのクッキーは、外はサクサク、中はしっとりで、とっても美味しかったです。
Miniature Strawberry New York Cheesecake(左奥)
クッキーの上にニューヨークチーズケーキ、その上にストロベリージャムが乗っています。3層それぞれがしっかり主張し、よくマッチしていて美味しかったです。
スコーン
こちらのハンドメイドのスコーン、外はサクサク、中はふんわりで、本当に美味しかったです。
一口目はプレーンで食べましたが、ほんのりバターの風味がして、美味しかったです。
Devonshire Cream(クロテッドクリーム)とストロベリージャムを付けて食べると、さらに美味しさ倍増!温かいうちに、食べる方が美味しいです。
こんなことを言っては元も子もないですが、これがメインと言っても過言ではないくらい、本当に美味しかったです。
しかも大ぶりのスコーンが2個も付いており、大満足でした。
スコーンは食べきれず、お持ち帰りしました。(To Go Boxも高級感あり笑。紙袋ももらえました。)
たっぷり2時間以上滞在し、お会計。140ドルに、税とチップを合わせて、1人190ドル。
おそらく、一生に一度のラグジュアリー体験。しっかりと脳に刻み込みました。
まとめ
今回私は、「一生に一度」という思いで、ド緊張で訪問したのですが、このお店は、ホテルの宿泊客が食事をしたり、談笑したりする場でもあるので、パソコンを持ち込んで仕事をしている人がいたり、スーツ姿でミーティングのようなことをしている人がいたりと、普通のカフェのように使っている人もいました。
このホテルに泊まったり、普通のカフェのように使ったりできるなんで、どんなセレブなのだろうと思いました笑。
ちなみに、隣のテーブルのカップルの男性は、コーラを頼んでいました…。バカラホテルで飲むコーラっていくらなんだろう…汗。
今回私は、本帰国するお友達との最後の思い出作りとして、こちらに訪問しましたが、みなさんも、スペシャルな経験として、バカラホテルのアフタヌーンティーで、優雅なひと時を過ごしてみてはいかかでしょうか。
バカラホテルのすぐ近くには、MoMAやMoMAデザインストアがあります。
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