みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
みなさんは、アメリカの大学を訪れたことはありますか?
私もアメリカに来て、いくつかの大学を訪れましたが、アメリカの大学は、完全に規模が違います。
今回は、コネチカット州ニューヘイブンにある、アイビーリーグの一角、『イェール大学』について、
- イェール大学の基本情報
- 大学キャンパス内の探索の様子(図書館や美術館、チャペルなど)
- ブックストアで、イェール大学グッズ探し
- アメリカ最古のピザ屋さんや濃厚アイスクリーム屋さんもご紹介
- その他のおすすめスポット
をまとめました。
ニュージャージー州北東部やニューヨークから1時間半くらいで行けるので、日帰りドライブやショートトリップにおすすめです。
イェール大学の基本情報
イェール大学ってどんな大学?
『イェール大学』は、アメリカ東海岸コネチカット州ニューヘイブンにあります。
1701年創立の私立大学で、アイビーリーグの中では、ハーバード大学(1636年創立)に次ぐ歴史のある、格式高い大学です。
クリントンやブッシュなど5人の大統領、19人のアメリカ最高裁判所判事、62人のノーベル賞受賞者を輩出し、教育・研究・卒業生の活躍において、ハーバードの最大のライバルとしても有名です。
キャンパスは、イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学を模した石造のゴシック建築の建物が多く、世界でもっとも美しいキャンパスの一つとされています。411ヘクタールととても広大です。
大学のキャンパスの外でも、歴史的な建物が多いニューヘイブンの街を散策するのは、とても楽しかったです。景観重視のためか、パネラやスタバも控えめな外装でした。
2022年入学時点で、学部生は6,590人、総学生数14,806人、2024年の世界大学ランキングでは、世界10位となっています。(参照→World University Rankings 2024、※日本の東京大学は29位)
最近では、イェール大学経済学部アシスタント・プロフェッサー(教授、准教授に次ぐ職位)の成田悠輔さんが有名です。
所在地 | New Haven, CT 06520 |
ウェブサイト | Yale University のウェブサイト |
マスコット「ハンサム・ダン」とは?
「ハンサム・ダン(Handsome Dan)」とは、イェール大学のマスコットを務めるブルドッグの名前です。アメリカの大学で最初に採用された生きたマスコットです。
初代ハンサム・ダンは、1889年に任命され、1898年まで任務を務めました。彼のはく製は、Payne Whitney Gymnasiumに展示されています。
現在(2024年)のハンサム・ダンは19代目です。彼はSNSもやっていますようです。(詳細はこちら→Introducing Handsome Dan/Yale Visitor Center)
駐車場は?
キャンパスは広大で、各施設は離れているので、どこかに路上駐車して、そこから歩いて散策することになります。
今回我が家は、Battell Chapelの近くに停めました。
路駐はメーターパーキングになります。日曜・祝日は無料です。
どこのタウンでも言えることですが、路駐する際は、車上荒らしに遭わないように、車内に荷物は残さないようにしましょう。
今回イェール大学周辺を歩いてみて思ったのは、New Haven Green周辺は、ホームレスや薬をやっていそうな人が多かったので、その周辺には路駐しない方が良いかなと思いました。
実際に行ってきました。
ここからは、実際に行ってきた様子をご紹介します。
バイネキー稀少本・原稿図書館(Beinecke Rare Book and Manuscript Library)
バイネキー稀少本・原稿図書館は、1963年に建てられた、希少本と写本を専門とする、世界最大の建物の一つです。
中に入ると、中央にある天井までそびえたつ書棚に圧倒されます。
書棚の本をよく見ると、古くてボロボロになっているものもあり、歴史的な書籍がたくさん収められている貴重な図書館だという事が感じられます。
書棚の周りを一周できるようになっており、そこにも展示があります。
この時は、元奴隷で、奴隷解放や黒人の公民権のために活動したフレデリック・ダグラスについての特別展が行われていました。
外観も幾何学的で面白いです。1階閲覧室に隣接する中庭には、地球(ピラミッド)、太陽(円)、偶然(立方体)を表現したイサム・ノグチの彫刻庭園があります。
図書館前では、学生がなわとびのイベントをしていました。
所在地 | 121 Wall St, New Haven, CT 06511 |
ウェブサイト | Beinecke Rare Book and Manuscript Libraryのウェブサイト |
スターリング記念図書館(Sterling Memorial Library)
スターリング記念図書館は、1930年に建てられた、イェール大学の数ある図書館の中で最も大きな図書館です。
人文科学と地域研究を中心とした250万冊以上の書籍が、14階建ての書庫に収められています。
建物は、ヨーロッパの大聖堂を模したゴシック様式で、天井までの高さが60フィートのエントランスホールは、圧巻です。
この日は天気が良かったからか、図書館の前にあるCross Campusでは、たくさんの学生が談笑したり、読書したりして過ごしていました。
これ、多分みんなイェール大学生…。なんという日常!笑
所在地 | 120 High St, New Haven, CT 06511 |
ウェブサイト | Sterling Memorial Libraryのウェブサイト |
イェール大学美術館(Yale University Art Gallery)
イェール大学美術館は、1832年に建てられたアメリカ最古の大学美術館で、30万点以上の美術品の所蔵を誇ります。
紀元前6000年前からモダンアートまであらゆる時代の美術品が収蔵されています。
古代の地中海文化、ルネサンス、アフリカやアジア、モダンアートなど、コレクションの幅も広く、ピカソ、ゴッホ、モネ、ルノアール、ゴーギャン、ロダン、ドガ、カンデンスキー、ダリなど、有名どころのアートがたくさんあります。また、日本の埴輪、仏像、掛け軸などもあります。
かなりレベルが高い美術館で、じっくり見ると最低2時間は確保したところです。
しかも、こちらの美術館、なんと無料なんです!ここは絶対行ってほしい、おすすめスポットです。
ロビーに、無料のロッカーやコート掛けがあるので、荷物やコートをロッカーに入れて、館内を周りました。美術館は気付かないうちにかなり歩いていることが多いので、身軽に美術鑑賞ができるのはありがたかったです。
また、各展示部屋に係員がいて、少しでも美術品に近づきすぎると声をかけられますので、特に小さいお子さんがいる方は、ご注意ください。
所在地 | 1111 Chapel St, New Haven, CT 06510 |
開館時間 | 火~金 10:00 am–5:00 pm ※9月~6月の木曜、10:00 am–8:00 pm 土日 11:00 am–5:00 pm 月曜、主要な祝日は休館 |
料金 | 無料 |
ウェブサイト | Yale University Art Galleryのウェブサイト |
👉美術館については、こちらの記事をご覧ください。
ただいま、作成中です。
バッテルチャペル(Battell Chapel)
Battell Chapelでは、毎週日曜日の10時半から12時まで、礼拝が行われています。
この礼拝堂は、1874~76年に建てられ、1757年に設立されたアメリカ初の大学会衆であるイェール大学キリスト教会(The University Church in Yale)の本拠地です。
私たちが訪れたのは、10時20分くらいでしたが、中に入ることができました。
内装は華美すぎず、落ち着いた感じですてきでした。祭壇のドーム型の天井のターコイズブルーがとても綺麗でした。祭壇と左手に、パイプオルガンがありました。
イェール大学卒で、アメリカ独立戦争にも大陸軍として参加したジョン・パターソンの記念碑もありました。
所在地 | 400 College St, New Haven, CT 06511 |
ウェブサイト | Battell Chapelのウェブサイト |
ブックストア(The Yale Bookstore)
イェール大学のブックストアでは、イェール大学のグッズが買えます。マグ、ウォーターボトル、マグ、パーカー、キャップなど品ぞろえも幅広いです。
イェール大学のマスコット、ブルドッグの「ハンサム・ダン(Handsome Dan)」のぬいぐるみもあります。
所在地 | 77 Broadway, New Haven, CT 06511 |
ウェブサイト | The Yale Bookstoreのウェブサイト |
博物館(Yale Peabody Museum)
博物館は、2024年3月時点で、改修のため休館中です。
美術館がすばらしかったので、博物館にも期待が出来そうです。開館が楽しみです。
所在地 | 170 Whitney Ave, New Haven, CT 06511 |
ウェブサイト | Yale Peabody Museumのウェブサイト |
周辺のおすすめスポット
ピザ屋「Frank Pepe Pizzeria Napoletana」
1925年創業の老舗ピザ屋「Frank Pepe Pizzeria Napoletana」で、ランチを食べました。
我が家は、車をBattell Chapelの近くに停めましたが、そこからは徒歩で20分くらいでした。
このお店は、イタリア系移民のフランク・ペペが始めたお店で、アメリカ最古のピザ屋の1つとされています。2024年現在では、コネチカット州を中心に、7つの州で16店舗を展開しています。
お店があるWooster St.は、「リトルイタリー」と呼ばれ、ほかにもイタリアンのお店が数店舗あります。
11時のオープン15分前に着きましたが、すでに2組並んでいました。店内は広く、30テーブルくらいありますが、私たちが食べ終わった1時間後には、外に長蛇の列ができていたので、並びたくないのであれば、オープン時には入った方が無難です。
こちらのお店の目玉は、この巨大なピザ窯。14フィート(約4.3m)四方の特注の窯で、ピザを出し入れする道具の取っ手がめちゃくちゃ長かったです。ほかのお客さんも写真を撮っていました。
いろんな味を試したい我が家がオーダーしたのは、こちらの「Frank Pepe Small Pie Sampler」。
スモールサイズ(12インチ)の好きなピザを3枚選べて、45ドルとお得でした。
ここのピザの生地は、薄めで外側はカリカリ、中はもちっとしたタイプ。全体的に味は濃いめ(塩辛い)でした。
The Special
トマトソース、モッツアレラ、ベーコン、ソーセージ、ペペロ二、マッシュルーム、ペッパー、オニオンが乗っているスペシャルピザ。
スペシャルなだけあり、これが一番美味しかったです。
Magherita
トマトソース、モッツアレラ、バジルのマルゲリータ。
後乗せのバジルがフレッシュで、美味しかったですが、もう一声!という感じでした。
White Clam Pizza
クラム、羊の乳からできたペコリーノロマーノチーズ、ガーリック、オレガノが乗ったクラムピザ。
こちらはちょっと塩辛く、期待していた分、残念でした。
メニューはこんな感じでした。
トマト缶やグッズも売っていました。
所在地 | 157 Wooster St, New Haven, CT 06511 |
営業時間 | 毎日11am-10pm |
駐車場 | 敷地内に無料駐車場あり。十数台程度。 |
ウェブサイト | Frank Pepe Pizzeria Napoletanaのウェブサイト |
アイスクリーム屋「Arethusa Farm Dairy」
美術館から徒歩数分の場所にある「Arethusa Farm Dairy」で、アイスクリームを食べました。
こちらのお店は、乳製品全般のお店で、アイスクリーム以外に、牛乳やチーズも売っていました。
我が家は、コーヒー&バニラ、コーヒー&チョコレート、ラムレーズン&ストロベリーをオーダー。
ここのアイスは、全体的にめっちゃ濃厚です!
コーヒーは、コーヒーの香りが強く、コーヒー豆の粉末が入っていて、大人向けです。ダブルであれば、バニラと一緒にオーダーすると、カフェオレみたいになってちょうど良いです。
チョコレートとラムレーズンもかなり濃厚でした。
所在地 | 1020 Chapel St, New Haven, CT 06510 |
営業時間 | 日火: 12:00pm – 6:00pm 水木: 12:00pm – 8:00pm 金土: 12:00pm – 9:00pm 月曜休み |
駐車場 | なし。路駐になります。 |
ウェブサイト | Arethusa Farm Dairyのウェブサイト |
その他、気になったお店
ピザ屋「Sally’s Apizza」
「Sally’s Apizza」は、Frank Pepe Pizzeria Napoletanaと同じ通りWooster St.にあります。Frank Pepe Pizzeria Napoletanaの創業者フランク・ペペの甥が始めたお店です。
こちらもお昼時に行列が出来ていました。
ハンバーガーサンドイッチ発祥の地「Louis’ Lunch」
「Louis’ Lunch」は、1895年創業で、ハンバーガーサンドイッチ発祥の地と呼ばれるお店です。日曜と月曜は休みなので、要注意です。
Googleマップの写真と見ると、ハンバーガーと言っても、食パンに牛ひき肉を焼いたものが挟んであるサンドイッチのようなもののようです。
ドーナツ屋「Donut Crazy New Haven」
「Donut Crazy New Haven」は、スターリング記念図書館の裏に位置するドーナツ屋です。
おしゃれな店内で、散策の休憩におすすめのお店です。(我が家は、アイスを食べたばかりで、ドーナツまで食べれらませんでしたので、写真だけ…笑)
カフェ「Common Grounds」
こちらのカフェ「Common Grounds」は、上記ドーナツ屋の近くにあります。
店内は混んでいて、人気店のようでした。
トレジョにも寄りました。
私は、旅先で、トレジョに寄ってエコバッグを買ったり、その地域特有の店内の内装を見たりするのが好きです。
👉トレジョについては、『トレジョ』タグをご覧ください。
ニューヘブンにはトレジョがありませんでしたので、そこから車で20分くらいのこちらのトレジョに寄りました。
内装は、あまり描かれていませんでしたが、野菜のケールとイェール大学をかけて「KALE University」という絵を見つけて、テンションが上がりました。
コネチカット州のエコバッグも購入しました。
ハンバーガーサンドイッチ発祥の地と呼ばれる「Louis’ Lunch」にちなんでか、「Hey, Louis! Does this look alright?」と書いてあります。
まとめ
今回は、コネチカット州ニューヘブンにある、アイビーリーグの1つ、『イェール大学』について、
- イェール大学の基本情報
- 大学キャンパス内の探索の様子(図書館や美術館、チャペルなど)
- ブックストアで、イェール大学グッズ探し
- アメリカ最古のピザ屋さんや濃厚アイスクリーム屋さんもご紹介
- その他のおすすめスポット
をまとめました。
ヨーロッパの古い街並みのようなイェール大学は、本当に美しかったです。そして、無料で入れる美術館は、本当におすすめです!!
ぜひ、みなさんも訪れてみて下さい。
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