みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
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海外駐在が決定したみなさん!
ある日突然、会社から「海外赴任」の内示をもらい、赴任までにどんな手続きがあるのか、何から手を付ければ良いのか、不安に思われていませんか?
今回は、【海外赴任準備ガイド➀】『アメリカ赴任前やることリスト』のうちの1項目、「アメリカ赴任前の予防接種」について、
- 海外赴任前に、どうして予防接種が必要なの?
- どういうワクチンが必要なの?
- 実際の予防接種の流れ
などをまとめました。
アメリカ駐在が決まった方のみならず、海外駐在が決まった方にも参考にしてもらえると思います。
ぜひ、最後までご覧ください。
予防接種は、1回目を接種した後、2回目の接種までに何週間か空けないといけなかったりするので、海外赴任の内示がでたら、早めに取りかかるようにしましょう。
👉【海外赴任準備ガイド➀】『アメリカ赴任前やることリスト』は、こちらの記事をご覧ください。
アメリカ駐在の内示~渡米後半年までの流れ
アメリカ駐在の内示が出てから渡米後半年までの流れは、以下のとおりです。(流れは、あくまでも目安です。)
1,駐在が決まったら、まずやること
➁予防接種(👈今回の記事はここ)
➂歯の治療
➃健康診断、人間ドック
⑤パスポートの作成・確認
⑥引越し業者の予約
⑦夫の飛行機の予約、短期滞在先の予約
⑧英語学習
2,渡米2か月前
➀国際免許証
➂アメリカの家探し、学校の調査
➃日本で買うべきもの、買わなくてもよいもの、やっておくべきこと
⑤引越し業者の下見、荷物の仕分け
⑥銀行や保険、クレカについて
⑦各種契約の解約方法を調べる
⑧帯同者の勤め先、子供の学校へ連絡
3,渡米1か月前
➀夫が先に渡米
➁アメリカの家の内見
➂家族の飛行機の予約、引越し日の予約
➃車の売却、自動車保険の中断証明
⑤日通のらくとくパック
4,渡米直前
➀市役所での手続き
➁税務署での手続き
➂各種契約の解約
➃郵便局へ転送届
⑤近所や友達に挨拶回り
⑥アメリカへ持っていく手土産
⑦船便と航空便をすべて搬出、手荷物の整理
5,日本出国
➀空港で宅急便の受取り
➁チェックイン、預け荷物を預ける
➂出国手続き
➃飛行機搭乗
1,夫が1か月先にアメリカ入国
➀アメリカのスマホ契約
➁アメリカの家探し、賃貸借契約
➂アメリカの家での各種契約
➃在留届
⑤夫のSSN、運転免許
⑥車の購入
2,家族のアメリカ入国
➀入国審査
➁預け荷物の受取り
➂税関検査
➃リモで自宅へ
3,渡米後1か月以内
➀NY領事館で、英文の婚姻証明書取得
➁帯同者のSSN申請
➂ファミリードクターを探す
➃子供の保育園、学校
⑤家具購入
4,渡米後2か月以内
➀帯同者の運転免許
➁英語学習
5,渡米後3か月以降
➀便利なアプリを入れてみる
➁VPNで、日本のテレビを見る
➂近場の旅行に行ってみる
6,渡米後半年以降
➀アメリカのクレジットカードを作る
➁長期旅行に行ってみる
今回の記事では、【海外赴任準備ガイド➀】『アメリカ赴任前やることリスト』(内示~日本出国)(黄色い部分)の中の『予防接種』について、まとめました。
では、順番に見ていきましょう。
なぜ、海外赴任前に、予防接種が必要か?
海外赴任前に予防接種が必要な理由
そもそも、なぜ、海外赴任前に予防接種が必要なのでしょうか?
海外渡航者の予防接種には、主に二つの側面があります。
一つは、入国時などに予防接種を要求する国(地域)に渡航するために必要なものです。
もう一つは、海外で感染症にかからないようにからだを守るためのものです。
と書かれています。
予防接種は、1回目を接種した後、2回目の接種までに何週間か空けないといけなかったりするので、海外赴任の内示が出たら、早めに取りかかりましょう。
アメリカ赴任前に予防接種が必要な理由
アメリカでは、入国するために予防接種を要求されることはありませんが、学校に通う場合などに、予防接種証明書が必要になります。
また、日本では必要なくても、アメリカ生活を送る上で、接種しておいた方が良い予防接種があります。
日本とアメリカで必要な接種回数が異なるものもあります。
どんなワクチンが必要?
必要なワクチンの調べ方
どんなワクチンが必要かは、
で調べることができます。
ニュージャージー州やニューヨーク州の学校の入学に際して、必要なワクチンは、
- ニュージャージー州: NJ Health:Immunization Requirements
- ニューヨーク市: NYC Public School:Immunizations
- ニューヨーク州: New York State:NYS School Immunization Requirements
で調べることができます。
もしこの時点で、通う学校が決まっていたら、学校のウェブサイトから学校へ提出する予防接種証明書のフォームを印刷して、クリニックに書いてもらえるか相談します。
入学の際に必要な予防接種証明書は、入学に間に合わなければ、追完でもOKな学校もあります。私の経験上、小学校では追完で足りることが多いです。
私の場合、クリニックで調べてもらいました
必要なワクチンを自力で調べるのは大変なので、トラベルクリニックを受診できるなら、そこで相談するのが手っ取り早いです。
我が家は、1回目の駐在の時は、新宿区にある国立国際医療研究センター病院 トラベルクリニックへ行きました。渡航先を伝え、家族全員の母子手帳を見せ、医師と相談して、受けるワクチンを決めました。
30代半ばだった私が、実際に受けたワクチンは以下の通りです。
- B型肝炎2回
- MMR(麻疹・風疹・おたふく)1回
- おたふく1回
- Tdap(ジフテリア、百日咳、破傷風)1回
特に小さいお子さんがいる場合、アメリカ特有のワクチン以外に、年齢に応じた通常のワクチンもあるので、日本にいるうちに受けられるものは受けておきたいです。
予防接種の流れ
➀勤め先に確認
駐在員の勤め先に、トラベルクリニックの指定があるか、接種費用などを負担してくれるかを確認します。(ワクチンの費用は高額なので、負担してくれる会社が多いと思います。)
➁母子手帳を準備
過去にどんなワクチンを受けたかを知るために、母子手帳を準備します。
私の場合、実家から送ってもらいました。大人の場合、子供の頃に受けていたとしても、効果が切れていて再度受けた方が良いワクチンもあります。
➂トラベルクリニックを探す
トラベルクリニックを探します。(厚労省検疫所FORTH:予防接種実施機関の探し方)
近所のクリニックだと海外用のワクチンを扱っていないことが多いので、「トラベルクリニック」を探すのが良いと思います。
ワクチンの費用はクリニックによって様々です。
足を運ぶ回数を減らすために、複数のワクチンを同時接種してくれるクリニックが良いと思います。
➃トラベルクリニックを受診
トラベルクリニックを受診します。
私は1回目の駐在の時に、国立国際医療研究センター病院 トラベルクリニックへ行きました。
母子手帳を持参して、医師とどのワクチンを受けるか相談し、ワクチン接種します。
最終日に、英文の予防接種証明書を発行してもらいます。
勤め先が費用負担してくれるなら、領収書を保管しておきましょう。
予防接種証明書は、念のため大人も子供も発行してもらいましたが、大人に関しては今まで5年間必要になることはありませんでした。
ただ、大学などへ入学することを考えている方には必要になるのかもしれません。
子供については、学校へ提出する予防接種証明書は各学校既定のフォームがあるので、学校が決まっているのであれば、そのフォームをトラベルクリニックへ持参して記入してもらうのが良いと思います。
もしまだ学校が決まっていなければ、とりあえずトラベルクリニックで発行された証明書をアメリカへ持っていきましょう。(アメリカのクリニックで、その証明書を見て学校既定のフォームへ記入してもらいます。)
渡米まで時間がない場合
渡米まで時間がない方は、もちろん渡米後に現地のクリニックでワクチンを受けることもできます。
私が住んでいるアメリカ・ニュージャージー州のバーゲン郡など、日本人が多く住んでいる地域では、日系のクリニックがあるので、英語力が心配な方でも大丈夫です。
1回目の駐在では、NJでの生活がどんなものか分からなかったので、日本にいるうちに受けられるものは全部受けました。
バーゲン郡には日系のクリニックがあり、言語の壁なくワクチンを受けられるので、渡米前に無理して受ける必要もなかったのかなとも思います。
ただ、渡米後はただでさえ忙しいので、日本でやれる事は日本で済ませておく方が良いとは思います。
どちらの国でワクチンを受けるのかは、ご自身の状況に合わせて流動的に考えましょう。
まとめ
今回は、【海外赴任準備ガイド➀】『アメリカ赴任前やることリスト』のうちの1項目、「アメリカ赴任前の予防接種」について、
- 海外赴任前に、どうして予防接種が必要なの?
- どういうワクチンが必要なの?
- 実際の予防接種の流れ
などをまとめました。
予防接種は、時間がかかるので、内示が出たら、早めに取りかかるのがベターです。
この記事を読んで、予防接種の流れのイメージをつかんでもらい、少しでもみなさんの不安を解消してもらえたら良いなと思います。
【海外赴任準備ガイド➀】『アメリカ赴任前やることリスト』は、こちらの記事をご覧ください。
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