みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
みなさんは、一生に一度は見てみたいものは何ですか?私の場合、それはオーロラでした。
オーロラを見れる場所は結構過酷なところが多いので、子供が大きくなってから…と思っていましたが、この冬ついにその夢をかなえるべき、12月のクリスマスにアラスカに行ってきました。
そんな我が家の4泊5日の『アラスカ子連れ旅行』を、3記事に渡ってまとめました。
本記事は、その第2弾、『フェアバンクス、ノースポール編』です。
- アラスカの基本情報(服装や持ち物なども)
- オーロラって何?いつ見れるの?オーロラ予測アプリもご紹介!
- どうしてアラスカを選んだか?(オーロラで有名な他の場所との比較)
- フェアバンクスのホテル、観光(世界最北端のスタバ&コスコ、地元スーパーFred Meyer、ギフトショップ、パイオニアパークなど)
- サンタクロースの町「ノースポール」にも行きました。
- アンカレッジについても調べました。
をまとめました。
念願だったアラスカ旅行は、すてきな出会いもあり、とっても良い思い出になりましたよ。
👉『アラスカ子連れ旅行』第1弾、『チナ温泉リゾート編』はこちら!
アラスカの基本情報
アラスカってどういうところ?

アラスカは、アメリカの最北端にあり、カナダやロシアと国境を有しています。面積は、アメリカの国土の約1/7、日本の国土の約4倍もある、アメリカ最大の州です。
1867年に、アメリカがロシアから買収し、1959年に、アメリカの49番目の州となりました。
緯度がかなり高く、アイスランドやフィンランドと同じくらいです。夏には白夜になりますし、私が行ったフェアバンクスの12月の日照時間は、約4時間(11時~3時)でした。
フェアバンクスでは、気温は、夏でも15℃前後、冬は-30℃以下になることもあります。
郊外では、野生のムース(ヘラジカ)やカリブー(トナカイ)などを見ることができます。

今回の旅行中、一度、車で走っている時、道端で2頭のムースを見かけました。一瞬だったので、すぐに引き返したのですが、その時にはもう姿を消していて、写真に収めることはできませんでした。
角がなかったので異様な感じでしたが、ダークブラウンで足が長く、とても大きかったです。
州内陸部にあるデナリ国立公園には、北米最高峰のマッキンリー山(標高6190m)があります。(2015年8月以前はマッキンリー山でしたが、2015年8月30日にオバマ大統領が「デナリ」と改称。その後、2025年1月にトランプ大統領が再度「マッキンリー山」と改称しました。)
マッキンリー山は、日本人冒険家の植村直己氏が消息を絶った場所としても有名です。
植村直己氏は、日本人初のエベレスト登頂、世界初の五大陸最高峰登頂、世界初の犬ぞり単独北極点到達など、数々の偉業を残しました。1984年2月、世界初のマッキンリー冬季単独登頂を達成した後、下山中に消息不明となりました。43歳でした。

今回アラスカを調べていて、「マッキンリー山」という文字を見た時に、ふと、子供の頃に見た植村直己氏の半生を描いた映画のことを思い出しました。
世界で活躍した日本人冒険家が、この山で消息を絶った過去。なんだかとても感慨深かったです。
👉アメリカ国立公園については、こちらの記事がおすすめ!
どうやって行くの?

私が住むニュージャージー近隣の空港からは、アラスカまでの直行便がないので、どこかで乗り換えが必要です。
私は、今回、ニューヨークのJFK空港→【約6時間半】→シアトル→【約4時間】→フェアバンクスという経路で行きました。どちらもアラスカ航空を使いました。
アラスカ航空は、我が家の場合、預け入れ荷物は1個につき35ドル、22.6kgまででした。
フェアバンクス空港からチナ温泉リゾートまでは、100kmほどあります。公共交通機関がないので、我が家はレンタカーを借りて行きました。(レンタカーについては、後述。)
冬(サマータイムでない)の時差は、以下のとおりです。
日本 | アラスカ | アメリカ西海岸、シアトル | アメリカ東海岸 |
23時 | 5時 | 6時 | 9時 |
オーロラについて

オーロラって何?
オーロラは、太陽から放出された太陽風が地球の磁場と大気にぶつかることで発生する光の現象で、地球の極地方(アラスカ、カナダ、アイスランド、北欧など)で見られます。
英語では、北半球のオーロラを「Nothern Lights」と言います。「Aurora」も使いますが、「Nothern Lights」の方が一般的です。
いつ見れるの?
一般的に、北半球でオーロラが見れるのは、8月~4月頃までと結構長い期間です。時間帯は、磁場活動が活発となる午後10時~午前2時頃です。
そして、私が今回訪れたフェアバンクスでは、8月21日から4月21日までの期間の、午後10時から午前3時までが観測タイムです。
この条件下で、3泊以上し、空が晴れて暗ければ、90%以上の確率でオーロラが見えると、このパンフレットには書かれています。(このパンフレットの作成元のサイトはこちら。「Aurora Tracker」も見れます。)


オーロラが観測できるポイントも書かれています。オーロラが見えたら、Morris Thompson Cultural & Visitors Centerや地元のツアーオペレイターから「オーロラ証明書」がもらえるようです。(地図の左下に記載)


このビジターセンターの近くには、ムースの角でできたアーチ(Moose Antler Arch)があります。
ただし、当然ながら、この期間ならいつでも見えるというわけではなく、その日のオーロラの強さや天候に寄ります。
- 太陽の磁気活動が活発(KP指数が高い)
- 天気が良い(雲がない)
- 周りに光がない暗い場所
私が今回参考にしたオーロラ予測のアプリやサイトは、以下のとおりです。
どうして、アラスカにしたの?
オーロラを見れる場所は、アラスカのほかに、アイスランドやカナダのイエローナイフも候補に上がると思います。
我が家の考え方は、以下のとおりです。
メリット | デメリット | |
アラスカ(フェアバンクス) | ・アメリカ国内なので、安心感がある。(物価もほぼ似たようなもの。) ・温泉や犬ぞりも一か所で楽しめる。(チナ温泉リゾート) | ー |
アイスランド | ・氷河、温泉、滝など、観光地が多い。 ・他に比べたら、温暖な気候。 | ・物価が非常に高い。 |
イエローナイフ | ・オーロラが見える確率が一番高い。(晴天率が高い。夏にも見える。) | ・観光地が少ない。 |
我が家は、オーロラのほかに、温泉や犬ぞりも楽しみたかったので、アラスカのフェアバンクスに決めました。
ちなみに、英語はどこも問題なく通じるようです。
準備は、何が必要?
アラスカでの移動手段

フェアバンクスからチナ温泉リゾートまでは、公共交通機関はないので、移動については、以下の3つが考えられます。
およその料金 | メリット・デメリット | |
レンタカー | 216ドル+ガソリン代 | ○料金が安い。 ○他の観光スポットにも行ける。 ×冬は雪道の運転が怖い。 |
タクシー、Uber | 往復約400ドル | ○4人家族だと、シャトルバスよりは安い。 △チナ温泉からの帰りは、Uberが来てくれない可能性がある。 |
チナ温泉リゾートのシャトルバス(交通アクセス) | 往復1人180ドル | ○安心。 △時間が決まっている。 ×料金が高い。 |
上記を踏まえ、我が家はレンタカーを選択しました。理由は、➀安い、➁フェアバンクス市内やノースポールを観光したい、からです。
ただし、12月のフェアバンクス市内は、完全に雪に閉ざされています。道路は、除雪はされていますが、ほぼアイスバーンですので、運転には細心の注意を払いました。

フェアバンクスからチナ温泉リゾートまでの道は、一本道で、スピードに気をつければあまり怖いと思うことはありませんでしたが、フェアバンクス市内での運転には特に気を使いました。夫の運転中、1度だけ道を曲がる際に、タイヤが滑りました。
また、我が家の滞在中は、晴れや曇りで、激しい雪は降りませんでしたので、無事レンタカーで移動できたということもあると思います。
レンタカーで行くか否かは、運転技術や当日の天候により、ご自身でご判断下さい。

チナ温泉リゾートでお会いした日本人の方は、みなさんシャトルバスを利用されていました。我が家がレンタカーで来たと話したら、驚かれましたので、冬にレンタカーはイレギュラーなのかもしれません。
服装
私が行った12月のフェアバンクスは、平均最低気温が-26℃、平均最高気温が-18℃。日照時間は、11時~15時の4時間くらいです。(参照→アラスカの気候と季節ごとの服装:地球の歩き方)
我が家は、チナ温泉リゾートでの野外活動(オーロラ観測、犬ぞり、クロスカントリースキーなど)のために、以下の準備をしていきました。
- スキーウェア上下
- ヒートテック、ロンT、ウールのセーター、タイツ
- スノーグローブ
- スノーブーツ
- ニット帽
- ネックウォーマー、マフラー
- スノーゴーグル
スキーウェアか、通常のロングのダウンコートかで迷われると思いますが、我が家の場合は、
- スキーウェアをすでに持っていた(新たに買わなくて良かった)
- スキーウェアの方が中に着込める
- クロスカントリースキーをしたので、動きやすい服装が良かった(ロングのダウンコートだと、足が開かず動きにくい)
- 雪で遊んだので、防水が良かった
ことから、スキーウェアを持っていって正解だと思いました。
万が一の飛行機のロストバゲッジ(預け入れ荷物の紛失)に備えて、現地ですぐ必要なもの(スノーブーツ、スキーウェア、手袋、帽子など)は、手荷物に入れました。
※チナ温泉リゾートでは、防寒服(大人用の上着、ズボン、スノーブーツ)のレンタルもあります(24時間で、3点30ドル、1点15ドル)。帽子、手袋はなし。(防寒具レンタル)
持ち物
今回は、スキーウェア一式&温泉グッズ一式(チナ温泉に行ったので)が必須、そして食料も詰め込んだので、3泊だったにもかかわらず、荷物がとても多くなりました。
👉持ち物の詳細については、『アラスカ子連れ旅行』第1弾、『チナ温泉リゾート編』をご覧ください。
アメリカ国外から旅行する場合は…

アメリカ国外から旅行される場合は、アメリカでのスマホのデータ通信についても準備が必要ですが、eSIMの「Airalo」がおすすめです!

スマホのデータ通信に関しては、レンタルWi-FiやSIMカードなど、現在ではいろんな選択肢がありますが、そんな中からeSIMの『Airalo』がおすすめです!
『Airalo』は、世界200か国以上のSIMを扱い、複数国やグローバルのeSIMもあります。
差し替えが必要なSIMカードとは違い、eSIMは、事前に購入&インストールして、現地でアクティベートするだけなのでとても簡単!
アメリカのeSIMの場合、7日間1GBで4.5ドル、15日間2GBで8ドル。日数や容量でほかにもいろんなプランがあります。アプリで残容量も見れ、足りなくなったら追加購入もできます。
Airaloの紹介リンク(紹介コードを入力する場合は、HATSUN7835)で、初回3ドルオフになります。
旅行の日程は、こんな感じ
我が家の4泊5日の『アラスカ子連れ旅行』の日程は、以下のとおりです。(時間は、それぞれ現地時間です。)
1日目
11:30am、JFK空港からシアトル・タコマ空港へ(約6時間半のフライト)
2:55pm、シアトル・タコマ空港着。乗換時間約3時間。
6:17pm、シアトル・タコマ空港からフェアバンクス空港へ(約3時間のフライト)
9:12pm、フェアバンクス空港着。レンタカーを借り、フェアバンクスのホテルで一泊。
2日目(~3日目)
9am、フェアバンクスのホテル出発
10:30am、チナ温泉リゾートに到着。
チナ温泉リゾートで、二泊。
4日目(~5日目)
11:00am、チナ温泉リゾートをチェックアウト。
ノースポール、フェアバンクス観光。
12:25am、フェアバンクス空港からシアトル・タコマ空港へ
5:03am、シアトル・タコマ空港着。乗換時間4時間の間に、シアトル市街へ。
9:06am、シアトル・タコマ空港からJFK空港へ(約6時間半のフライト)
5:30pm、JFK空港着。
フェアバンクスのホテルで一泊

フェアバンクスに着いた日は、空港の近くのホテルPike’s Waterfront Lodgeに一泊しました。
ロビー
ティファニーランプがふんだんに使われていて、とても素敵な雰囲気のホテルでした。



ロビーの壁には、白くまやムースなどのはく製がたくさん!


ホテルでは、いろんなアクティビティがありました。

このホテルは、毎年行われる犬ぞりレースのゴール地点になっているようです。


ロビーにはギフトショップもあります。

ちなみに、駐車場にあるこのコンセントは、エンジンが凍らないようにするもの(ブロックヒーター)。
レンタカー会社からもらった書類によると、「-10℉(-30℃)以下(ホテルのスタッフは、-20℉以下と言っていましたが…。)になったら、駐車中は、エンジンから出ているコードをコンセントに差す」ようです。
今回の旅行では、こちらを使用することはありませんでした。


共用施設

こちらのホテルは、共用施設も充実しています。
ここは、図書室とシアタールーム。とってもコージーなすてきな空間でした。


屋内オーロラ待機場所やファイヤープレイスもあります。


部屋

お部屋は、クラシックで重厚感がありました。冷蔵庫や電子レンジはありました。クラシックな電話も可愛い。
ここのアラスカ産のコーヒーがとっても美味しかったです。(後日、フェアバンクス市内のスーパーでこのコーヒー豆を探しましたが、売っていませんでした。)


バスタブもあります。お湯も、特に問題ありませんでした。(チナ温泉リゾートでは、シャワーのお湯や洗面台のお水は硫黄の臭いが強かったですが、ここは問題ありませんでした。)

現地で気付きましたが、部屋番号が奇数のお部屋は、「オーロラビュー」のようです。(もちろんオーロラが必ず見えるわけではありません。偶数部屋は、ホテルの駐車場側なので、その反対側だから暗めだよという程度だと思います。)
残念ながら、我が家のお部屋は偶数番号でした。

朝食

朝食ビュッフェも充実していました。


朝食は、ラウンジや奥の大広間で食べます。

フェアバンクス観光
2,3日目は、チナ温泉リゾートで過ごし、4日目は、ノースポールとフェアバンクス観光をしました。
何でも揃うスーパー、Fred Meyer

FredMeyerは、主にアメリカの西部で展開する、ウォルマートのようなチェーンの総合スーパーマーケットです。
食料品を始め、日用品、家具、衣料品など幅広い商品を扱います。




ホリデーグッズがセール中で、サンタの置物を購入。


食料品は、こんな感じでした。




お寿司やデリもありました。

店内には、アラスカのギフトショップもありました。
お値段も良心的で、ここでお土産を買うのがおすすめです。









世界最北端のスタバ

このFredMayerには、「世界最北端のスタバ」があります。(2025年9月時点)
FredMeyer内にあるスタバは、フェアバンクス内にもう一つありますが、空港から遠いこちらの店舗が世界最北端です。
お店はいたって普通で、特に「最北端」という記載があるわけではありません笑。
アラスカのマグカップ、可愛かったです。

世界最北端のコスコ

「世界最北端のコスコ」もあります。(2025年9月時点)
アラスカならではの商品を探してみましたが、まず目に入ったのは、スノーグッズや防寒グッズでした。


ニュージャージーのコスコでは、あまり見かけない魚介類が多かったのが印象的でした。



フードコートの内容や値段は、ニュージャージー州と同じで、何だかほっとしました。



オーナメントが可愛い、ギフトショップ

Arctic Travelers Gift Shopというギフトショップに行きました。
店内には、ギフトショップにおなじみのパーカー、帽子、マグネット、ポストカードなど、いろんな商品が所狭しと置かれていました。






マトリョーシカもあり、もともとロシアの一部だった名残も垣間見れました。


こちらのお店のオーナメントが、かなり可愛かったです。


外で、面白そうなツアーを見かけました笑。


ゴールドラッシュ時代を味わえる、パイオニアパーク

夕飯の前に、Pioneer Parkという、ゴールドラッシュ時代の史跡や博物館などがある公園に行きました。
公園自体は、毎日6am-12amまで開いています。駐車場や公園への入園は無料です。
冬は、係員もおらず、園内に入って、建物を外から見て回ることしかできませんが、ゴールドラッシュ時代の建物や国定歴史建造物にもなっている巨大な蒸気船を見れるのは、興味深かったです。
夏(メモリアルデー週末からレイバーデーまで)は、博物館、レストラン、アクティビティなどがオープンするようです。
夕方の5時頃行きましたが、真っ暗で、お客さんも2組くらいしかいませんでした。
極寒だったので、スキーウェアに着替えました。



雪に埋もれた電車や蒸気船。蒸気船は、国定歴史建造物にもなっている貴重なものです。


ゴールドラッシュ時代の家や教会が移築されています。家の中には入れませんでした。
博物館も、冬期はクローズです。


公園もありますが、遊具は雪で埋もれていました。



円形のアートセンターの中には、入れました。ただし、ギャラリーやギフトショップは、この日はクローズでした。トイレは使えました。




地元民にも大人気のレストラン、The Pump House

アラスカでの最後の食事は、The Pump Houseというレストランで食べました
ここは、工場跡地をレストランに改装したお店で、店内はとても広かったです。
クマのはく製がお出迎えしてくれたり、天井に犬ぞりの模型が飾られていたり、アラスカ感満載でした。




素敵なクリスマスツリーもありましたよ。

午後6時頃に行きましたが、満席でした。席数はかなりあるのに、本当に人気のレストランなのだなあと思いました。
予約をしていなかったのですが、15分ほど待ち、席に着くことができました。
奥にはビリヤードもあり、バーカウンターも素敵でした。


我が家は、クラムチャウダー、サーモン、エルクミートローフ、キッズメニューのフィッシュ&チップスを注文。
エルク(ムース)のお肉は、初めて食べましたが、まあ普通かな笑。
全体的にも、めっちゃ美味しい!というわけではありませんが、お店の雰囲気は最高でしたし、アラスカならではのエルクのお肉も食べられたし、我が家としては満足でした。





グランドメニューはこちら。




ディナーメニューはこちら。




ドリンク、アルコールメニューはこちら。




キッズメニューもあります。

ケーキはこんな感じ。我が家は食べたかったのですが、満腹すぎて食べられず残念。。

ノースポール観光
4日目に、サンタクロースの町、ノースポール観光もしました。チナ温泉リゾートからは、車で1時間10分くらい、フェアバンクスからは車で20分です。
サンタクロースハウス

ノースポールでは、まず、サンタクロースハウス(Santa Claus House)へ。
フェアバンクスの空港でもらったサンタクロースハウスのパンフレットによると、サンタクロースハウスは、1952年にMiller夫妻が、ノースポールでの別の場所で商店を開始したのが始まりです。
夫妻は、「ノースポールの本物のサンタからの手紙」を世界中に送ってきました。1972年に、ハイウェイ沿いの今の場所に移り、現在はMiller夫妻の3、4代目の子孫が、彼らの伝統を受け継いでいます。
1952年に建てられたこの「サンタクロースの家」は、世界中の子供たちから延べ100万通を超える「サンタクロースへの手紙」を受け取り、また親たちから注文された「プレゼント」を販売してきた。クリスマス前になると、地元の郵便局は寄せられた「サンタクロースからの手紙」に対し、同局の消印が入ったクリスマスカードを返送する。ノースポールの郵便番号である99705は、「サンタクロースの郵便番号」とされている。(Wikipedia)
サンタからの手紙の申込みは、オンラインでできるようです。


ここは、クリスマスグッズを扱うお店で、入場料が必要だったり、何か特にアトラクションがあるわけではありません。
外壁には、クリスマスにちなんがイラストが描かれていて、とても可愛いです。外には、大きなクリスマスツリーもありました。


この日(12/27)は、なんとクローズ…。
事前にGoogleマップやウェブサイトをくまなく調べたのですが、クリスマスや年末がいつ休みなのかは全く分かりませんでした。やっぱり直接電話して確認すべきだったなあ。。みなさんもお気を付けください。
とりあえず、ショーウィンドウの写真だけ撮りました。




クローズのショックをかき消すため、景気づけにそりで元気よく写真を撮りました笑。

チナ温泉リゾートで仲良くなった方(Aさん)が、翌日に行ったときの店内の写真を提供してくれました!ありがとうございます~!!



サンタクロースと写真を撮ったり、スーベニアコインも作れます。うらやましい!!


夜は、ライトアップされて、またさらに素敵ですね。


巨大サンタ

サンタクロースハウスの隣には、巨大なサンタの像(Giant Santa Statue)があります。50feet(約15m)の高さです。
顔がちょっと怖かったです笑。

トナカイに会える、トナカイアカデミー(Antler Academy)

巨大サンタの隣には、トナカイアカデミー(Antler Academy)があります。
私たちは見れませんでしたが、運が良ければ、トナカイを見ることができます。
夏には、トナカイと触れ合えるツアーもあるようです。

ほかにも、サンタクロースにちなんだものがたくさん!
ノースポールの街中には、ほかにもサンタクロースにちなんだものがたくさんありました。
外灯やマックの看板のポールが、キャンディケーンになっていました。


「Santa Clause」という名前の通り。

「Polar Expresso」という名前のカフェ。

アンカレッジについても調べました
今回は、日程の関係で我が家は行けませんでしたが、アンカレッジについてもいくつか調べたので、情報シェアさせてもらいます。
氷河ハイキング

アンカレッジと言えば、有名なのは氷河ですね。
氷河ハイキングやクルーズは、ほとんどが夏のみで、冬にアクセス可能な氷河は「マタヌスカ氷河(Matanuska Glacier)」だけです。場所は、アンカレッジから車で約2時間半です。
こちらの氷河には個人で行くことはできず、必ずツアーに申し込まないといけません。
以下のようなツアーがあります。
ツアー会社 | 料金 |
➀Greatland Adventure | ツアー代:8歳以上1人375ドル+税と手数料+チップ10% 防寒グッズレンタル代(パーカー、スノーパンツ、ブーツ、帽子、手袋):1人30ドル |
②Salmon Berry (防寒グッズのレンタル付き) | ツアー代:8歳以上1人299ドル+チップ20ドル以上 |
➂Matanuska Guided Glacier Tours | ツアー代:大人1人150ドル、14歳以下30ドル +現地までの移動費 |
④MICA Guides | ツアー代:10歳以上160ドル +現地までの移動費 |
※すべてのツアーに、ハイキング装備のレンタルが付きます。
※➀②は、アンカレッジからの送迎あり、ランチ付き。
※➂④は、アンカレッジからの送迎なしなので、別途現地までの移動費(Uberまたはレンタカー代)がかかります。
アラスカ鉄道

せっかくなら、アラスカ鉄道(Alaska Railroad)にも乗ってみたいですよね。
アラスカ鉄道には、いくつかの路線があり、アンカレッジからフェアバンクスに行く路線は、「Aurora Winter Train」という名前です。
この路線は、9月~5月の間運行し、12月は1週間に1便(アンカレッジ発は土曜日、フェアバンクス発は日曜日)、片道約12時間かかるようです。
まとめ
『アラスカ子連れ旅行』の第2弾、『フェアバンクス、ノースポール編』として、
- アラスカの基本情報(服装や持ち物なども)
- オーロラって何?いつ見れるの?オーロラ予測アプリもご紹介!
- どうしてアラスカを選んだか?(オーロラで有名な他の場所との比較)
- フェアバンクスのホテル、観光(世界最北端のスタバ&コスコ、地元スーパーFred Meyer、ギフトショップ、パイオニアパークなど)
- サンタクロースの町「ノースポール」にも行きました。
- アンカレッジについても調べました。
をまとめました。
フェアバンクスは、コスコやLowe’sなど、全米で展開するお店もたくさんあり、思っていたより都会だったのが印象的でした。
ノースポールでは、サンタクロースハウスに入れなかったのは残念でしたが、可愛い外観やショーウィンドウを見ることができたのは嬉しかったです。
改めて、地球儀でアラスカの場所を見ると、すぐ隣にカナダやロシア、すぐ北に北極海があり、こんなに北の土地に行ったんだなあとしみじみ思いました。
一生に一度の北の大地。みなさんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
次回は、第3弾『シアトル編』に続きます。
アラスカ子連れ旅行の記事については、「アラスカ」タグをご覧ください。
👆にほんブログ村に参加してみました。クリックしていただけると励みになります!(クリックしていただくと、ポイントが入り、当ブログのランキングが上がるしくみです。)
👉ほかのお出かけスポットや旅行先を知りたい方は、こちら
👉アメリカ生活で欠かせないアプリ、スマホSIM、VPN、オンライン英会話については、こちらの記事がおすすめ!