みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
みなさん、アメリカに来て、ある日突然、誕生日会の招待状を受け取ったら、どうすれば良いの!?と思いますよね?
私自身も、1度目の駐在で、渡米して1か月後に招待状を受け取った時には、とても焦って、周りのお友達に色々と教えてもらった覚えがあります。
今回は、
- 誕生日会に招待された側、誕生日会を開く側、それぞれのやることリストを時系列でご紹介
- 誕生日会のプレゼントの相場やギフトレシート、ラッピング
- 招待状や招待状の返事の書き方を、英文でご紹介
についてです。
誕生日会に招待された方、これから誕生日会を開こうと考えていらっしゃる方、どちらの方にも参考にしてもらえると思います。
👉アメリカで誕生日会ができるお店、学校に持っていくケーキやグディバッグなどについては、【アメリカ誕生日会完全ガイド➁】をご覧ください。
アメリカの誕生日会について
パーティー大好きなアメリカ人にとって、子供の誕生日といえば一大行事です。
日本では、最近では誕生日会を開くことはそんなに多くないと思いますが、アメリカでは、お友達を呼んで盛大なパーティーを開き、お祝いします。
私の子供も、過去にいろんな誕生日会に参加しましたが、いろんなタイプのパーティーがあり、毎回とても楽しませてもらっています。
誕生日会に招待されました。
まずは、誕生日会に招待されたパターンから見て行きましょう。
招待状
招待状は、たいてい誕生日会の1か月前くらいに届きます。
招待状には色々なタイプがあります。
紙の招待状であれば、子供自身が学校で受け取ってきます。メールやオンラインの招待状は、親のメールアドレスやテキストメッセージなどに送られてきます。
招待状には、日時、場所、誕生日会のテーマがあればそのテーマが書かれています。
希望のプレゼントのリスト、兄弟姉妹も参加したいか、アレルギーがあるかなども書かれていることもあります。
返信期限までに、返事を返します。返信例は、以下の通りです。
プレゼント選び
招待状に希望のプレゼントのリストが書いてあれば良いのですが、そうでない場合は、プレゼント選びには毎回頭を悩まされます。
プレゼントの相場
プレゼントの相場は、20ドル~30ドルくらいかなという感じです。私は、兄弟も参加させてもらう場合は、1.5倍~2倍くらいに上乗せしています。
プレゼント案としては、年齢にも寄りますが、男の子であれば、乗り物、恐竜、ヒーローもの、女の子であれば、アクセサリー、ぬいぐるみ、お化粧セット、プリンセスものなどが挙げられます。
性別を問わないものとしては、スライムを作るセット、お絵かきセット、絵本、LEGOなどが良いかと思います。
好みが分からなければ、親に聞いてみても良いと思います。
お店は、私はAmazonで買うことが多いです。ターゲットやウォルマート、Michealsなどのクラフトショップなどでも買うことができます。
家におもちゃがたくさんありすぎるので…などと、プレセントを辞退される場合もあります。そういう時は、私は、ギフトカードを贈るようにしています。本やお菓子を贈るのも良さそうですね。
ギフトレシート
アメリカでは、ギフトレシートをプレゼントに添えて渡します。
プレゼントが重複していたり不要な場合に、プレゼントをもらった側が、このギフトレシートを持参して商品を返すとお金を返してもらえるというものです。
現実主義なアメリカならではのギフトレシート。
渡米当初は驚きましたが、プレゼント選びが難航してくると、「最悪、ギフトレシートで返品してもらえばよいか!」と開き直れるので、プレゼントを贈る側としてもなかなか良い制度だなと思います。
プレゼントを買う時は、レジでギフトレシートを忘れずにもらいましょう。
オンラインやセルフレジでは、購入画面でチェックする箇所があるので、忘れずにチェックしましょう。
ギフトレシートは、バースデーカードの封筒に入れておきます。
ラッピング、バースデーカード
アメリカでは、ラッピングは、日本のようにお店がやってくれるわけではないので、自分でやります。
「え、包装紙でプレゼントを包むなんて、自分でできないよ…。」と思われる方もいると思いますが、そこはご安心ください!
アメリカでは、紙袋にプレゼントを入れて、その上に色のついた薄い紙(Gift Tissue)をくしゃくしゃっとして入れるだけで良いんです!
あとは、バースデーカードを子供に書かせます。カードの封筒にギフトレシートを入れます。
紙袋やGift Tissue、バースデーカードは、ダラーツリーやターゲット、Michealsなどのクラフトショップなどで買うことができます。
誕生日会に出席
服装
誕生日会当日の服装は、指定がなければ、基本的に自由です。小学校低学年までの女の子であれば、ドレスや少しよそ行きのワンピースを着ている子が多いです。
招待状に誕生日会のテーマが書いてあれば、それに沿った服装をして行っても良いですし、していかなくても問題ないです。
場所がインドアプレイグラウンドなどであれば、動きやすい服装が良いです。靴下も忘れずに。
会場で
会場に着いたら、まず主役の子や家族のもとへ行き、挨拶をします。招待してくれた感謝の気持ちを伝え、プレゼントを渡します。
小学校低学年くらいまでは、たいてい親が付き添っています。親の分の軽食も用意してくれている場合が多いです。
帰りの際も、主役の家族に挨拶を忘れずに。
誕生日会を開きました。
次に、誕生日会を開くパターンを見て行きましょう。
我が家も経験として、過去に一度だけ、パラマスにある「Bounce U」というインドアプレイグラウンドで誕生日会を開きました。
そのほかの年は、コロナで人を呼べなかったり、家で仲良いお友達だけ招待したりしてきました。
ちなみに、我が家の子供たちは、誕生日が数日違いなので、いつも誕生日会は合同で行っています笑。
インドアプレイグラウンド「Bounce U」で。
「Bounce U」とは?
「Bounce U」は、バウンスがメインのインドアプレイグラウンドです。NJバーゲン郡のパラマスにあります。
誕生日会として人気の場所で、私は過去に3回こちらで行われた誕生日会に参加しました。
個人的に遊びたい人のため、「Open Bounce」という時間帯もあります。
誕生日会の時間は、基本的に1時間45分です。前半にバウンスで遊んで、後半の30分くらいで、ピザやケーキを食べるという流れです。
完全貸切なので、ほかの誕生日会の人はいません。
バウンスの部屋では、靴を脱ぐので、靴下が必要です。
日時を決め、招待状を送る
誕生日会の日時を決め、招待したい人へメールで招待状を送り、出欠の確認をします。兄弟も連れてきたいか、アレルギーはないかなども聞きます。
ウェブサイトから、申し込み
出席者が決まったら、Bounce Uのウェブサイトから申し込みます。プランや日時を選びます。予約の段階でデポジットを支払います。
誕生日会のプランには、以下のものが含まれます。
- 子供の出席者のピザとドリンク
- 誕生日ケーキ(アイスケーキで、ケーキの上のイラストが選べます)
- 誕生日の子へのお土産(我が家の場合は、ティアラでした)
- オンラインの招待状
出席者の親の軽食はプランに含まれていないので、「Food」でピザやドリンクを追加します(外部の飲食物は持ち込み禁止)。
ダンスパーティーやフェイスペインティングなどを有料で追加したければ、「Add-Ons」で選びます。
子供の出席者に配る無料のお土産が、「Add-Ons」の「Party Favors」で選べるので、お忘れなく!
予約が完了したら、正式にオンラインの招待状を出席者に送信します。
1~2日に、リマインドのメールを送る
誕生日会の1~2日に、リマインド(確認)のメールを送ります。
当日、少し早めに会場へ
当日は、開始時間より少し早めに会場へ行きます。パーティー開始まで待合場所で待ち、来てくれた出席者に挨拶をします。
アイスのバースデーケーキに書かれた名前や年齢はちゃんと確認した方が良いです。我が家のときは下の子の年齢が間違っていたので、すぐに直してもらいました。
パーティー中は、親は何もしなくて大丈夫です。
パーティー中は、スタッフが仕切ってくれるので、親は何もしなくて大丈夫です。写真を撮ったり、お友達と話したり、親も楽しく過ごしました。
ちなみに、アメリカではどこでもそうだと思いますが、ピザやケーキを食べている途中でも、終了時間になれば、強制的に部屋を出されます。
お皿の上のピザやケーキはそのまま捨てられるので、子供がもしまだ食べたいと思っていそうなら、手に持って部屋を出ましょう。
余ったバースデーケーキ、大人のピザやジュースは、スタッフが渡してくれて、持ち帰ることができました。
友達の誕生日会では、エルサが出てきて、エルサと一緒にダンスパーティーもしました。
最後に、お支払い
出席者にあいさつをし、最後に受付で残金を支払います。お値段は、私の場合は、お友達を20人ほど招待して、合計700ドルくらいでした。
余ったバースデーケーキ、大人のピザやドリンクを持ち帰ることを忘れずに。
自宅で。
自宅で、少人数で誕生日会を開いた年もありました。
日時を決め、招待状を送る
誕生日会の日時を決め、招待したい人へメールで招待状を送り、出欠の確認をします。兄弟も連れてきたいか、アレルギーはないかなども聞きます。
招待状の英文例は、Bounce Uの項をご覧ください。(サイドバーの目次から飛べます。)
日本人以外の友達を招待する場合、宗教の関係で、食べられないものがある場合があるので、要注意です。
イスラム教徒のお友達を招待したときは、その子のお母さんから「豚肉とゼラチンは食べられない、そのほかの肉はハラルマークが付いていないと食べられない」と返事がきました。
ただ、「食べられないものがあっても他のものを食べるので、気にしないでね」とも言ってくれたので、それほどプレッシャーに感じなくて済みました。
ケーキ、軽食の準備
バースデーケーキは、日本人パティシエの「Kosaka’s Kitchen」で、チョコレートケーキのハーフスクエアサイズを注文しました。
チョコレートケーキは本場のベルギーチョコを使用されており、とても濃厚で美味しいです。
そのほかに、フォートリーの「Sunmerry Bakery Cafe」で買ったこともあります。種類も多く、お手頃で美味しいケーキが食べられます。
👉こちらのお店は、おすすめアジア系ベーカリー4選にも入っています。
生クリームが苦手なお友達がいた年には、アイスクリームケーキを買いました。普通のスーパーで、オレオが18ドル、一回り小さいいちごの方が12ドルと、とてもお買い得でおすすめです。
今回は、ドロップオフ形式(子どもだけ出席)にしたので、子供の分の軽食として、ピザ、ホットドッグ、チキンナゲット、フルーツ、ドリンクを準備しました。
テーブルセッティング、部屋の飾りつけ
紙皿、紙ナプキン、フォークなど、すべてダラーツリーで調達しました。ダラーツリーはキャラクターデザインのもの、季節に応じたものもあり、かなりお世話になっています。
風船もダラーツリーで1個1ドルで買いました。もっと大きいものや浮く数字の風船が欲しければ、パーティーシティーなどで買えます。
ユニコーンの飾りつけとテーブルウェアのセット。グディバッグの袋付き。
アクティビティ、グディバッグ
何かアクティビティをと考え、ベル型のオーナメントのペイントのキットを、Michealsで購入しました。
出席してくれたお友達に渡すグディバッグも準備しました。
流しそうめんをした年もありました。日本人以外のお友達にも大好評でした。
👉お友達の誕生日会の飾りつけやお料理、アクティビティも、素晴らしいものばかりでした。その様子は、こちらの記事をご覧ください。
1~2日に、リマインドのメールを送る
誕生日会の1~2日前に、リマインド(確認)のメールを送ります。
リマインドメールの英文例は、Bounce Uの項をご覧ください。(サイドバーの目次から飛べます。)
招待したお友達が全員日本人以外のとき、招待状の期限までに誰からも返事が返ってこないことがありました。誕生日会の5日前に追いメールをし、そこでも返事が返ってこなかった人には、学校のお迎えの際に本人に直接聞きに行きましたが、「うん、行くよ~。」と普通に返されました。なら返事返してよ~って思いましたが、これも良い経験です笑。
ほかにも、返事がないのに当日普通に来る、当日ドタキャンという話も聞いたことがありますので、何があっても大丈夫な心構えが必要です笑。
当日
主役の子供たちは、よそ行きのワンピースを着ました。親も少しパリッとした服にしました。
アクティビティのオーナメントもペイントも好評でした。いろんなデザインのオーナメントが出来て、面白かったです。
まとめ
今回は、【アメリカ誕生日会完全ガイド】第1弾として、
- 誕生日会に招待された側、誕生日会を開く側、それぞれのやることリストを時系列でご紹介
- 誕生日会のプレゼントの相場やギフトレシート、ラッピング
- 招待状や招待状の返事の書き方を、英文でご紹介
をまとめました。
初めて誕生日会に招待された方、これから誕生日会を開こうと考えていらっしゃる方、こちらの記事を読んで、イメージを作ってもらえるとうれしいです。
アメリカで誕生日会ができるお店、学校に持っていくケーキやグディバッグなどについては、【アメリカ誕生日会完全ガイド➁】をご覧ください。
👉アメリカ生活で欠かせないアプリ、スマホSIM、VPN、オンライン英会話については、こちらの記事がおすすめ!