みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
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10月に入り、インフルエンザの予防接種の季節になってきましたね。
アメリカでは、ほとんどの場合、予防接種が無料で受けられるのをご存知でしょうか?日本では、インフルエンザの予防接種は、3000円くらいかかっていたので、これにはびっくりしました。
今回は、アメリカのインフルエンザの予防接種について、
- アメリカでは、無料で予防接種を受けられます。
- インフルエンザの予防接種、いつ受けるのが良いか?
- かかりつけ医で受けるか?薬局で受けるか?
- アメリカの大手薬局CVSでの予防接種の受け方(アプリ登録→予約→当日)
- 予防接種証明書について
をご紹介します。
そろそろインフルエンザの予防接種を受けたいと思われている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
アメリカでは、無料で予防接種を受けられます。
アメリカに来て驚いたことの一つに、「予防接種が無料」ということがあります。
正確に言うと、国で指定されている重要度の高いワクチンの代金は、ほとんどの医療保険でカバーされているので、実質無料で受けられるのです。(※クリニックや薬局によって異なりますので、事前に確認しましょう。)
我が家は、アメリカに来てから、インフルエンザやコロナの予防接種でお金を払ったことはありません。
日本でも、無料で受けられるワクチン(定期接種)がだんだん増えてきましたが、インフルエンザを始め、まだ無料化されていないものもあります。(今は定期接種になったようですが、私の子供たちが乳幼児の頃は、ロタが2万円くらいした覚えがあります…。)
そのため、日本は「ワクチン後進国」とも呼ばれているようです。
インフルエンザの予防接種、いつ受けるのが良いか?
インフルエンザの予防接種(英語では、flu shotと言います。)は、いつ受けるのが良いのでしょうか?
CDC(米国疾病管理予防センター )によると、インフルエンザの流行期は10月初旬から5月下旬まで続き、ピークは通常12月から2月です。
そのため、9月から10月が予防接種に適しており、10月末までには受け終わるように推奨しています。接種後、約2週間で抗体ができます。
また、インフルエンザの予防接種は、生後6か月から受けることを推奨しています。
※参照:CDC:Key Facts About Seasonal Flu Vaccine
日本では、インフルエンザワクチンは子供は2回接種だったと思いますが、アメリカでは子供も1回で済みます。
かかりつけ医で受けるか?薬局で受けるか?
さて、アメリカの予防接種ですが、かかりつけ医(クリニック)だけでなく、なんと薬局でも受けられるんです!
日本では、予防接種は病院で受けることが通常なので、「薬局で受けるって、どうなの?」と思われる方もいると思います。
かかりつけ医と薬局、どちらで予防接種を受けるかについて、インスタで行ったアンケートの結果はこうなりました。
インスタで回答いただいたそれぞれの理由は、以下のとおりです。
以下に、両者の違いをまとめました。
かかりつけ医 | 薬局 | |
年齢制限 | 多くの場合、乳幼児も受けられる。(各クリニックによって異なるが、大抵、薬局より年齢制限が低い。) | CVSでは、多くの店舗で3歳以上(州によって異なる)。 |
料金 | 多くの場合、無料。(ただし、保険適用される範囲が、大手薬局より狭い。) | 多くの場合、無料。(保険適用される範囲が、クリニックより広い。) |
予約の取りやすさ | 取りにくい。 | 取りやすい。土日や遅い時間も開いている。 (店舗によっては、当日予約なしで受けることもできる。) |
安心感 | かかりつけ医だと、自分の健康記録を知っているし、もし何か副作用が起きたとしても、安心。 | 打つ人は、薬剤師や看護師など。 |
このほかに、Urgent Careでも予防接種を受けることができます。
Urgent Careには医師がいるので、多くの場合、生後6か月から受けることができます。(参照:City MD)
実際にCVSで、インフルエンザの予防接種を受けてきました。
10月頭に、家族でCVSでインフルエンザの予防接種を受けてきたので、その様子をご紹介します。
まずは、アプリに個人情報を登録
まず、アプリを入手し、自分自身の情報を登録し、アカウントを作ります。(CVS Pharmacy)
次に、家族の情報を追加します。
CVSのアプリの右下の「Menu」→「Pharmacy dashboard」→「Add and manage people」→「Add a child」または「Add an adult」から情報を追加します。
大人(18歳以上)の場合、本人の同意(指定したメアドにメールが送られます)が必要です。
アプリで、予約を取る
アプリから予約画面に進み、日時を選んで、問診票を入力(これは現地で紙に書くことも可能)します。家族(最大4人まで)で同じ時間に一度で予約を取ることができます。
混雑するような店舗出なければ、ウォークイン(予約なしで当日現地に行って受けること)で受けることもできます。
CVSに行き、予防接種を受ける
当日は、上腕にワクチンを打ってもらいやすいように、半そでの服を着ていきましょう。
予約時間に、保険証を持って、CVSのカウンターに行きます。我が家の場合、名前と予約時間を伝えただけで、アプリの提示は必要ありませんでした。
待合場所で待ち、名前が呼ばれたら、個室に入ります。名前や生年月日、打ってもらいたい腕がどちらかを伝え、ワクチンを打ってもらいます。
接種後の待機時間については、特に何も言われませんでしたが、我が家は念のため、薬局の駐車場に停めた車の中で15分ほど待機して、帰宅しました。
クーポンがもらえます(一部の州を除く)
接種後、1人1枚5ドルのクーポン(20ドル以上払う場合に使える)がもらえます。(アーカンソー州、ニュージャージー州、ニューヨーク州を除く)
予防接種証明書が必要な場合は…
学校などに提出するための予防接種証明書が必要な場合は、アプリから印刷することができます。
CVSのアプリの右下の「Menu」→「Health dashborad」→「Vaccine history」→「Looking for your child’s vaccine records?」→家族それぞれの記録が見れます。
ワクチン記録はPDFとしても保存できるので、これをメールに添付するか、印刷して提出します。
接種後、メールでも「ワクチン記録ができたよ」とお知らせがきます。
日本人医師による海外オンライン医療相談サービス『ヨクミル』
ところで、海外に住んでいると、時に「日本語で医療相談を受けれたらなあ。」と思うことはありませんか?
- 医療用語の英語は、自信がないので、日本語で医療相談したい。
- クリニックに行くまでもないんだけど、ちょっと気軽に相談してみたい。
- その国特有の病気や症状、市販薬を知りたい。
こういう時には、日本人医師による海外オンライン医療相談サービス『ヨクミル』がおすすめです。
今回、私の娘のおでこのニキビがひどかったので、皮膚科の医師に医療相談させていただきました。
相談当日は、15分という限られた時間でしたが、
- 症状の詳しい説明や対処法
- どのくらい症状がひどくなったら、クリニックを受診すべきか
- アメリカの市販薬や食生活のアドバイス
などを、みっちりお話しいただきました。こちらの質問にも快く答えていただき、娘共々悩んでいた点をすべて解決することができました。
相談後にも、「相談記録」をとても丁寧に書いていただき、相談時にこちらがメモし切れなかった点もクリアになりました。
最初は、15分で何か解決するのかなと思っていましたが、日本語でアドバイスをいただき、こちらの聞きたいことも聞けて、とても充実した15分間でした。
英語だとこのようにスムーズには行きませんもんね。やはり「日本語で相談できる」というのは、とても大きい事なんだなあと実感しました。
日本人医師がいない地域に住んでいる方はもちろん、私のように日本人医師が何人かいる地域に住んでいる方でも、各専門科に日本人医師がいるわけではないですし、専門科は予約も取りにくいので、こちらの『ヨクミル』を利用する機会は多いと思います。
医療相談したい時は、急にやってくるものです。まずは、無料登録をし、使い方だけでも見ておかれることをおすすめします。
ヨクミル紹介リンクから無料登録すると、1500円分のクーポンがもらえます。
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👉『ヨクミル』の使い方や感想は、こちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ
今回は、アメリカのインフルエンザの予防接種について、
- アメリカでは、無料で予防接種を受けられます。
- インフルエンザの予防接種、いつ受けるのが良いか?
- かかりつけ医で受けるか?薬局で受けるか?
- アメリカの大手薬局CVSでの予防接種の受け方(アプリ登録→予約→当日)
- 予防接種証明書について
をまとめました。
今回は、インスタのアンケート結果も引用させていただきました。ご協力いただき、ありがとうございました。
インフルエンザの予防接種を受けようと考えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみて下さいね!
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