みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
アメリカに来たら、いろんなスポーツ観戦もしたいですよね?
今回は、グランドスラム(テニス4大大会)の1つ、『USオープン(全米オープン)テニス』について、
- USオープンテニスとは?
- 入場の際の持ち物、駐車場について
- 無料で有名選手に会えるファンウィーク、メディアデー、キッズデーの楽しみ方
- 試合観戦も行きました(名物カクテル「Honey Deuce」も飲みました!)
などをまとめました。
特に、ファンウィークは、有名選手の練習を見れたり、いろんなグッズをもらえたり、しかもこれがすべて無料だなんて、信じられません!
ぜひ、みなさんもアメリカ滞在中に行ってみて下さいね。
USオープンテニスとは?
USオープンテニスの基本情報
「USオープン(全米オープン)テニス」は、グランドスラム(テニス4大大会)の1つです。
1881年全米選手権(アマチュア大会)として始まり、1968年にプロ選手の出場を可能にして、「全米オープン」という名称に変更されました。
毎年8月の最終月曜から2週間かけて、アメリカ・ニューヨーク市クイーンズにある「USTA Billie Jean King National Tennis Center」で行われます。
試合が始まる前の週には、ファンウィークと呼ばれる無料のイベントが行われます。
2018年と2020年には、大坂なおみ選手が、女子シングルスで優勝しました。
期間 | 2024年8月26日~9月8日 (Fan Weekは、8月19日~25日) |
所在地 | USTA Billie Jean King National Tennis Center Flushing Meadow – Corona Park, Flushing, NY 11368 |
最寄り駅 | Mets-Willets Point Station |
駐車場 | メッツの試合の有無で、駐車場が異なります。 US Opn/Transit & Parking |
ウェブサイト | US Openのウェブサイト |
駐車場について
メッツの試合の有無で、駐車場が異なります。US Opn/Transit & Parking
USオープンから徒歩で10分のところには、MLBのニューヨーク・メッツの本拠地「Citi Field」があります。
私は2023年に、USオープンのファンウィークに参加して、その後Citi Fieldで行われたメッツ(千賀選手)対エンジェルス(大谷選手)の試合を観るという、スポーツ観戦のはしごをしました。
その日は、両会場の真ん中にある最寄り駅の隣にある駐車場(Southfield Lot)に車を停めました。1日40ドルでした。
お友達情報ですが、USオープン専用ではなく、会場がある公園の無料駐車場(Parking lot)にも停められるようです。高速道路が何本も重なっている高架下です。USオープンの会場へは徒歩約10分ほどです。
治安が少し不安ですが、USオープン開催時で昼間であれば、大丈夫そうだったという事でした。(無料駐車場に停めるか停めないかは、ご自身の判断でお願いします。)
ただ、未舗装なので、砂ぼこりが気になる方はやめておいた方が良さそうです。
各スタジアムについて
USTA Billie Jean King National Tennis Centerには、3つのテニススタジアムがあります。
アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)
US オープンのセンターコートがあるメインのスタジアム。1997年に開場、席数が22,000を超える世界最大のテニス専用競技場。
Arthur Asheは、1968年全米オープン初年度に優勝し、黒人男子として初めてグランドスラムの大会で優勝した選手の名前です。
ルイ・アームストロング・スタジアム(Louis Armstrong Stadium)
US オープンの2番目に大きなスタジアム。2018 年に開場、席数は14,000を超えます。
Louis Armstrongは、公民権運動で活躍し、このスタジアムの近くに住んでいた、黒人ジャズミュージシャンの名前です。
グランドスタンド(Grandstand)
2016年に開場、席数は8,000を超えます。
ちなみに、USTA Billie Jean King National Tennis Centerに名前が使われている「ビリー・ジーン・キング」は、1960年代から80年代初頭にわたって、女子テニス界に君臨した名選手で、女性の権利のために戦い続けた選手です。
1973年には、ボビー・リックスという男子選手とシングルスを戦い、ストレートで破りました。この男女対抗試合は 「The Battle Of The Sexes」(性別間の戦い)と呼ばれ、女子テニスの地位向上に一役買いました。
2023年には、彼女のフォトスポットもありました。
Billie Jean King。偉人について学べるこちらのシリーズ、絵も可愛くておすすめです。
持ち物について
入り口では、セキュリティーチェックがあります。セキュリティーチェックの手前に、有料の手荷物預かり所があります。
バッグは、1人1個、12’x12’x16’を超えないものというきまりがあります。
持ち込めないものは、以下のとおりです。(Security Procedures & Prohibited Items)
ファンウィーク
US オープンの本戦が始まる前の週に、US Open Fan Weekがあります。
2024年のファンウィークは、8月19日~25日です。
ファンウィーク中の入場は無料ですが、メイン会場であるアーサー・アッシュ・スタジアムに入る際は、Fan Access Passへの登録が必要(大人のみ)です。事前に登録しておきましょう。
有料チケットが必要なイベントもあります。イベント詳細は、こちら
有名選手の練習を見れる!
ファンウィークの最大の目玉は、有名選手の練習風景を、間近で見れること!
この日、私たちがアーサー・アッシュ・スタジアムに入ったとき、ちょうどあのジョコビッチ(英語では、ノバクというのが一般的)選手が練習を始めたところでした。テニス好きの夫は、大興奮していました。
1階席はすでに満席でクローズされており、残念ながら2階席で見ることに。人気選手の場合は、早めに1階席の席を確保しておきましょう。
練習後に選手のサインをもらうために、選手が出入りする側のコートサイドは混みあいます。サインがほしい人は、練習が終わりそうになる前に、コートサイドへ行きましょう。
ジョコビッチ選手の練習の後の混み具合は、すごかったです笑。
ジョコビッチの練習が終わり、次の選手の練習の際に1階席に下りましたが、選手との距離がかなり近くて2階とは大違い!もっと早めに来れば良かったなと反省しました。
1階席の最前列の席に座りながら、「この席、最終日の男子シングルス決勝だと、2万ドル近くするんだよなあ。」と感慨深かったです。
2023年当時、女子シングルス世界ランク1位のサバレンカ選手のサーブは、迫力満点でした。
我が家の子供たちも、サインゲットに挑戦!どれだけ混みあっていても、子供は前に行かせてくれるのは、アメリカの良いところ。
この時は、2023年時点で世界ランク11位だった、アメリカのティアフォー選手のサインをもらいました。練習中も観客を楽しませようとしていたティアフォー選手、すてきでした。
予選トーナメントの試合が観れる!
予選トーナメントの試合も観ることができます。
2つのスタジアム以外の、グランドスタンドや屋外のコートで行われます。
いろんなグッズを無料でもらえる!
ファンウィーク中は、いろんなグッズが無料でもらえるのも嬉しい!
Wilson ジュニアラケット(2024年)
ファンウィーク中に、Wilsonのジュニアラケット(計1万本)がもらえます。事前にFan Access Passへ登録し、ラケットの受取日時の予約(当日の8時開始)が必要です。1世帯2本までです。(詳細→Wilson Junior Racquet Giveaway)
Marvel コミックブック(2024年)
ファンウィーク中に、有名選手が出てくるMarvelのコミックブック(計15,000冊)がもらえます。事前にFan Access Passへ登録する必要があります。1人1冊です。
8/19~23は、毎日1500冊ずつ配布され、8/24,25に残りが配布されます。
表紙には、大坂なおみ選手(緑のユニフォーム)が載っていますね!
会場内にMarvel キャラクターが登場したり、コミック本のサイン会もあるようです。
いろんな試供品がもらえる
いろんなショップが試供品を配っています。
いろんなイベントがある!
会場内では、いろんなイベントが行われています。
フェイスペイント
入り口からスタジアムに向かうまでの通路に、無料のフェイスペイントのブースがありました。
大道芸人
足の長い人が巨大なラケットを持って、歩いていました。気軽に写真を撮ってくれます。
有料イベントもあります。
有名シェフたちの料理が食べられたり(Flavors of the Open)、トップ選手たちが一堂に会するイベント(Stars of the Open)もあります。
メディアデー(金曜日)では、有名選手のインタビューが見れる!
金曜日は、メディアデーです。2024年は、8月23日の正午~2時までです。
有名選手のインタビューを間近で見ることができます。
私が2023年に行ったときは、ジョコビッチ選手、カルロス・アルカラス選手、2023年の女子シングルス優勝者、ココ・ガウフ選手のインタビューを目の前で見ることが出来ました。
ジョコビッチ選手が来た時には、みんな大盛り上がり!
2023年女子シングルス2位、サバレンカ選手は、ジョコビッチの練習中で、1階席に入れなかったので、画面越しに見ました。
ちなみに、インタビューは、スタジアムの入り口を入って、向こう側の1階で行われました。(2023年)
真正面で選手のインタビューを見るために、早めに席を確保しましょう。
立見は禁止でした。(スタッフが厳しく監視しています。)
キッズデー(土曜日)はさらにすごい!
土曜日は、キッズデーです。2024年は、8月24日の9時30分からです。
有名選手によるショーや子供が参加できるテニスイベント、その他バルーンアートやフェイスペイントなどもあります。これがすべて無料なのはすごい!!
コート上でのイベントに参加する場合は、テニスシューズを忘れずに。
試合観戦
別の年には、本戦の試合観戦にも行きました。オンラインでチケットを購入します。(Tickets)
実際の様子
1週目の土曜日(男女の3回戦が行われる日)の、夜の試合(午後7時~)で、ルイ・アームストロング・スタジアムのチケットを購入しました。1階席の一番後ろで、140ドルくらいでした。(2021年当時)
夜の試合のチケットの場合、5時半から入場できます。早めに行って、ショップなどを見て回りました。
試合が始まる前に、一番前の席に行って、写真撮影。
試合は、男子シングルス3回戦と女子シングルス3回戦を観戦。席は思ったよりコートに近くて、大満足でした。
男子選手のサーブやスマッシュは、やはりパワフル!サーブが決まると「お~!」と歓声が上がり、会場の一体感が心地よかったです。
女子の試合は、ラリーが続くのが見どころ。何ラリーも続いた後は、拍手が起こりました。
男子の試合が長引いて、次の女子の試合開始が遅くなり、終わったのは午後11時半過ぎでした。
試合後の勝者インタビューの時に、選手を讃えて観客が起立していたのが印象的でした。
フード
各スタジアム内や、スタジアムの外にも、フードショップがあります。(Dining)
US Openのアイコニックなカクテルと言えば、この「Honey Deuce」。多くの人が、こちらを飲んでいました。
ウォッカ、レモネード、ラズベリーリキュールのブレンドで、甘酸っぱくてとてもさわやかです。上に乗っている3つの丸いのは、ぶどうでなくメロンです。テニスボールを表しているそうです。
2021年当時で、20ドル。プラスティックのグラスは持ち帰ることができます。
私たちは、Honey Deuceをスタジアムの外で買い、フードは、ルイ・アームストロング・スタジアム内で買いました。
フードは、スタジアム内の席でも食べられますし、スタジアムの外にも、テーブル席があります。
ショップ
US Openオフィシャルショップを始め、スポーツブランドのショップもいくつかあります。
US Openオフィシャルショップの商品は、オンラインでも購入できます。
Wilsonのショップでは、サイン用の巨大テニスボール(50ドルくらい)を購入できます。
アディダスのショップでは、無料でグッズをもらえる機械がありました。
ほかにも、Tennis PointやPOLO Ralph Laurenなどのショップがありました。
CHASEのクレカを持っていれば、専用ラウンジが使えたり、ベネフィットがあります。(CHAESE/US Opne)
まとめ
今回は、テニスのグランドスラム(テニス4大大会)の1つ、『USオープン(全米オープン)テニス』について、
- USオープンテニスとは?
- 入場の際の持ち物について
- 無料のファンウィーク、キッズデーの楽しみ方
- 試合観戦も行ってきました(名物カクテル「Honey Deuce」も飲みました!)
などをまとめました。
そこまでテニスファンではない私でも、ファンウィークと試合観戦、どちらも目一杯楽しめました。
特に、ファンウィークは、こんなに盛りだくさんなのに無料だなんて、信じられません。個人的には、ジョコビッチ選手を間近で見ることができたのは、感動でした。
みなさんも、ぜひこちらの記事を参考にして、行ってみて下さいね!
👉ほかのお出かけスポットや旅行先を知りたい方は、こちら
👉アメリカ生活で欠かせないアプリ、スマホSIM、VPN、オンライン英会話については、こちらの記事がおすすめ!