ニュージャージー州北東部、バーゲン郡の主なタウン
- エッジウォーター(Edgewater)
- フォートリー(Fort Lee)
- パラマス(Paramus)
- グレンロック(Glen Rock)
- テナフライ(Tenafly)
- クレスキル(Cresskill)
- リッジウッド(Ridgewood)
- フェアローン(Fair Lawn)
- ウェストニューヨーク(West New York)
- クロスター(Closter)
ニュージャージー州北東部のバーゲン郡ってどんなところ?
治安・学校のレベル・利便性が良く暮らしやすい
バーゲン郡は治安が良く、アメリカの中でも世帯収入が高い郡の一つです。
どのタウンも平均して教育水準が高く、日系企業のオフィスがあるマンハッタンやジャージーシティなどへの通勤も便利なため、日本人ファミリーが多く住んでいます。
エッジウォーターには、日系スーパーのミツワやダイソーなどがあり、アジア食材が手に入るHmartはフォートリー、パラマスなどに数店舗あります。大型ショッピングモールも多数あるので、お買い物には全く困りません。
日本食スーパーミツワ以外の韓国系スーパーでも、お刺身、薄切り肉、日本の調味料など何でも揃います。
現地校にはESL(英語が第二外国語の生徒のためのクラス)があり、学校によっては日本人教師が常駐しているなど、バックアップ体制も整っているところが魅力です。
バーゲン郡の中でも、日本人駐在家族が多く住むエッジウォーター、フォートリー、パラマスなどは、ESLもほかのタウンより手厚い印象です。
日系の学校、塾、習い事もたくさんあります。公文、そろばん、お習字などの習い事は、アメリカでも人気です。
パラマスやフォートリーの図書館には、日本語の本もたくさん所蔵しています。
人気のタウンで家を探すには
上記に挙げた10個のタウンは、どこも治安が良く、公立学校のレベルは総じて高いため、多くの日本人に人気があるタウンです。
気になる家賃ですが、ニュージャージー州の中でもかなり高いエリアになります。
👉アメリカでは、住む場所を探す際は、学校のレベルを参考にします。学校のレベルの調べ方は、こちらの記事をご覧ください。
👉アメリカの家探しや内見のコツは、こちらの記事をご覧ください。
アパート
アパートで暮らす人が多いエッジウォーター、フォートリーの平均的な2ベッドルーム(ダイニング・リビング+寝室2つ、例:夫婦と子供2人の4人家族向けの間取り)の家賃は、月額3500-5000ドル(管理費・駐車場代別)になります。
こちらの例は、日本人が好むアメニティ(ジムやプールなど)が充実していて、スクールバスのバス停が近いなど、便利で人気のあるアパートの平均的な家賃です。
もっと家賃が安めのアパートもありますので、予算に応じで不動産仲介業者の方に相談してみましょう。
アパートに住んでいます。
プールがあるので、夏はしょっちゅ子供たちと泳いでいます。
ハロウィンやクリスマスなどのイベント時は、アパート全体がデコレーションされて素敵ですし、サンタが来るなどのイベントもあり、子供たちは大喜びです。
建付けの家具の不具合や家電の故障などのトラブルも、比較的すぐに対応してもらえるので、助かります。
アメリカに来た当初は、アパートに住んでいましたが、数年後に一軒家を購入しました。
アパート暮らしでは必要なかった、庭の芝刈り、落ち葉掃除、雪かきが本当に大変です。
業者に頼む場合も、なかなかの出費です。
そういうのが大変で、アパートを選ぶ人もいるかと思います。
一軒家
上記以外のタウンでは、一軒家の選択肢が多く、3または4ベッドルーム+庭付きの一軒家で、月額3500-5500ドルほどになります。(一軒家の場合、2ベッドルームはほとんどありません。)
アメリカでは、基本的に一軒家は売買するもので、なかなか売れない物件が賃貸として市場に出ていることが多いため、日本人が好むキレイで新しい物件を探すのはなかなか難しいと言えます。
アメリカ滞在期間が長いのであれば、まずはアパートに住んでみて、アメリカの生活に慣れたら一軒家を探してみるのも一つの選択肢だと思います。
子供が3人いて、上の子は高校生なので、最初から一軒家を選びました。
子供たちが家の中で騒いでも心配ないですし、庭でトランポリンやバスケなどもできるので、子供たちの運動不足の解消になっています。
コロナ後リモートワークが増えましたが、部屋数が多いので、自分の仕事部屋も確保することができ、一軒家で良かったと思います。
日系の不動産仲介業者
ニュージャージー州北東部のバーゲン郡周辺をカバーしている、日系の不動産仲介業者は以下のとおりです。
※『ニューヨーク便利帳』のウェブサイトも参考になります。
駐在の場合、駐在員の会社から不動産仲介業者の指定があることもあるので、まずは会社に確認しましょう。
家賃は更新ごとに上がるのが一般的ですので、契約前によく確認しましょう。
駐在の場合、数年後に家賃上昇があった場合も家賃上限を超えないように、初年度から家賃上限ギリギリの物件は選ばないようにしましょう。
消費税がかからない!ショッピング天国
実は、ニュージャージーはショッピング天国なんです。パラマスのショッピングモールは、全米屈指の売り上げを誇っています。
バーゲン郡に限った話ではありませんが、ニュージャージー州は、洋服、靴、バッグ、食品には消費税(Sales Tax)がかかりません。上記以外のものには、6.625%(Sales and Use Tax/Division of Taxation of NJ)の消費税が課せられます。
お隣のニューヨーク州は、単価で110ドル以下の洋服・靴は無税ですが、110ドルより高額になると、ニューヨーク市は8.875%(州税4%+市税4.5%+メトロポリタン地区追加税0.375%)、それ以外の地域も大体8%強の消費税が課せられます。
例えば、ニューヨーク州の代表的なアウトレットモール、ウッドベリーコモンズですと、8.63%となり、ニューヨーク市よりは安くなります。
アメリカブランドのTiffany&Co.も、ニューヨーク州でなく、ニュージャージー州内で購入すると税金分節約できます。
でも…、本音を言うと「マンハッタンの五番街の本店で買いたい!」。思い出も大事ですよね笑。
日曜日のお買い物は要注意
バーゲン郡では、日曜日に服、家具、電化製品などは販売しないので要注意です。
これは、バーゲン郡が「ブルー・ロー(Blue Law)」を遵守しており、日曜日には、食料品と必要最低限の生活必需品しか売ることができないからです。
不思議なことに、酒類の販売は認められていて、お酒は、日曜日の午後1時から販売されています。
ターゲットやパラマスやエッジウォーターのショッピングモールも、日曜日は閉まっていますのでご注意ください。(モール内の食料品スーパーだけは開いています。)
ミツワやコスコは日曜日に開いていても、午前中はお酒を買えず、電化製品は一日中カバーがかけられていて買えないようになっています。
バーゲン郡のタウン情報記事一覧
ただいま、作成中です。
まとめ
ニュージャージー州北東部のバーゲン郡について、まとめました。
ぜひ、みなさんもタウン選びの参考にしてみて下さい。
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