みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
そろそろ春の気配が感じられるようになってきましたね!
今回は、そんな春の訪れを感じさせるニューヨークのイベント、『イースターパレード&ボンネットフェスティバル』について、
- イースターの基本情報
- ニュージャージー州北部のイースターのイベントについて
- ニューヨーク・イースターパレード&ボンネットフェスティバルの基本情報
- イースターボンネット(イースターハット)の作り方
- 自作のハットをかぶり、イベントに参加しました
をまとめました。
子供たちと一緒にイースターハットを作り、それを被って参加しましたが、とっても良い思い出になりましたよ。
そもそも、イースターとは?
イースターの基本情報
イースター(復活祭)とは、イエス・キリストが処刑されたあと、3日後に復活したことを祝う、キリスト教で最も重要な日です。
アメリカは、クリスチャンが多いので、イースター当日の日曜日は、休むお店も多いので要注意です。
エッグハントなどのイベントも、イースター当日はやらないところが多いです。
日付は毎年変わり、グレゴリオ暦を用いる西方教会では、毎年3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日となります。2024年は、3月31日です。
イースターサンデーの直前の金曜日は、「グッド・フライデー」と呼ばれ、学校が休みになるところもあります。
四旬節(イースターの46日前(水曜日)からイースター前日まで)に、自分の好きな食べ物を断食・節食する風習もあります。
我が家が仲良くさせてもらっている、フィリピン人のクリスチャンの家族は、子供は「チョコレートを食べない」、大人は「ソーダを飲まない」などの節食を行っていました。
イースターエッグやイースターバニーについて
イースターエッグ
「イースターエッグ」とは、イースターや春の訪れを祝うために、飾り付けられた鶏卵のこと。卵は生命誕生の象徴であり、西方教会・東方教会両方の習慣です。
イースターのイベントとして有名な「エッグハント」は、おもちゃやお菓子が入っているプラスチック製のカラフルなたまごを探して集めるイベントです。
エッグハントなどのイベントは、イースターの2,3週間前から、スーパー、モール、公園、ファーム、図書館など、いろんな場所で行われます。
イースターバニー
「イースターバニー」とは、イースターエッグを運んでくるウサギのキャラクターことで、西方教会のみの習慣です。
ウサギは多産であることから、卵とともに、生命の復活と繁栄を祝うイースターのシンボルとなっています。
クリスチャンのお隣さんから、イースターバニーのお菓子やおもちゃをもらいました。
イースターのイベント
イースターの2,3週間前から、いろんな場所で、イースターのイベントが行われます。(クリスチャンが多いアメリカでは、イースター当日は働かず休む人も多いので、イベントはほとんどありません。)
エッグハント、イースターバニーと朝食、イースターバニーと写真など、いろんなイベントがあります。
無料のもの・有料のもの、予約が必要なものなどさまざまです。タウンのイベントであれば、タウンの住民限定の場合もありますので、事前にしっかり確認しましょう。
トレジョでエッグハント
トレジョのエッグハントでは、商品棚に隠してあるエッグを探すのがとても楽しかったです。
2024年は、エッグは1人2個までで、エッグ(中身は空)はあとでおもちゃやお菓子に交換してもらうという形式でした。おもちゃのレベルは高かったです!
Stew Leonard’sでエッグハント
Stew Leonard’sでのエッグハントにも参加しました。事前にオンラインで申し込みが必要です。
こちらはエッグを手渡しする方式で、平和でした。エッグは1人6個もらえて、お菓子、シールなどが入っています。
白い紙が入っていたらPlayDoと交換、Golden Ticket(5枚)だとお菓子の詰め合わせがもらえます。
出口には、プラスチック製のエッグの回収ボックスがありました。エコですね!
その後、外でイースターバニーと写真撮影しました。
タウンのエッグハント
タウンのエッグハントでは、広い公園にたくさんのたまごが敷き詰められ、時間になったらそれを拾い集めるという感じでした。
大勢の人が一目散に駆け出すので、小さいお子さんは、倒されたり、迷子になったりしないように、注意が必要です。
卵の大きさやデザインの違いがあったようで、上の子は大きい卵を、下の子は柄のついた卵を集めていて、性格の違いが出ていて面白かったです。
卵の中には、おもちゃやお菓子が入っていました。
World Marketでエッグハント
World Marketという家具や世界の食品を扱うお店では、店内に隠されているGolden Eggカードを見つけたら、20ドル、50ドル、100ドルが当たるというイベントが行われます。
しかも、これ、数週間、毎日2回(開店時間からと午後4時から)ずつ行われるのです!2024年は3月11日から3月31日(イースター当日)までです。11月にも同様のイベントが行われるようです。
我が家は、特に予習もせずに参加したので、大失態を起こしてしまいました。
いつものエッグハントのようにプラスチック製の卵を探すものだと思っていたのですが、
探すべきものは、何と、「10cmくらいのカード」(カードは紫で、Golden Eggが描かれています)だったのです。
みなさんは、間違わないようにしてくださいね!
このイベントは、子供たちがわいわい参加するほかのイベントとは違い、本気の大人の参加者が多いです笑。
我が家が行ったときは、開始20分で全部のカードが見つかって終了したのですが、その時も「見つけた~!」という歓喜も特に聞こえずで、我が家は終了したことも知らず、しばらく探し続けていたくらいでした笑。
こちらのお店は、家具、インテリアグッズ、ワイン、世界各国の食品を扱っていて、とてもすてきなお店でした。
ファームでイースターバニーと朝食
ファームで、イースターバニーと朝食を食べたこともあります。エッグハントや動物に触れたりしました。
アメリカあるあるですが、アメリカの着ぐるみは本当に可愛くないです。イースターバニーの着ぐるみも、可愛くないことが多い(うちの下の子は怖くて近寄らなかったです…笑)ので、過度の期待は禁物です。
イースターバニートラック
タウンの消防車に乗って、イースターバニーがタウン内を周るイベントもあります。
とんでもバニーでした笑。
👉アメリカのとんでもバニーを集めた動画はこちら!
イベント一覧
以下には、ニュージャージー州北部周辺の主なイースターのイベントをリストアップしました。参考にしてみて下さい。
場所 | ウェブサイト | 補足説明 |
トレジョ | Trader Joe’s | 「エッグハント」 無料。事前予約不要。 ウェブサイトには掲載なし。各店舗によって開催の可否、開催の日時は異なりますので、実際に店員さんに聞いてみるのが確実です。(イースター前日の開催が多い。) 商品棚に隠してあるエッグを探す形式。 |
Stew Leonard’s | Stew Leonard’s Events | 「イースターバニーと朝食」 事前にチケット購入が必要。 「エッグハント」 無料ですが、事前にチケットの申し込みが必要。エッグは手渡し形式。 ※ウェブサイト上、ニュージャージー州パラマス店では開催なしのように見えますが、「Eventbrite」で発見しました!→詳細はこちら |
World Market | World Market/Golden Egg Scavenger Hunt | 「エッグハント」 Golden Eggカードを探し、20ドル、50ドル、100ドルが当たるもの。 2024年は3月11日~3月31日(イースター当日)まで毎日2回開催。 |
Westfied Garden State Plaza | Westfield Garden State Plaza/Easter | 「イースターバニーと写真」 事前にチケット購入が必要。 |
Paramus Park | Paramus Park/Where is Bunny? | 「イースターバニーと写真」 事前予約推奨。 |
Bergen County Zoo (Van Saun Park内) | Friends of the Bergen County/Events | 「エッグハント」 事前にチケット購入が必要。 |
Alstede Farms | Alstede Farm/breakfast & brunch | 「イースターバニーと朝食」 事前にチケット購入が必要。 朝食以外に、エッグハント、ワゴンライド、迷路、動物とのふれあいなどもできます。 |
The Delaware River Railroad Excursions | The Delaware River Railroad Excursions/The Easter Bunny Train | 「イースターバニートレイン」 事前にチケット購入が必要。 |
Whippany Railway Museum | Whippany Railway Museum/Easter Bunny Express | 「イースターバニートレイン」 事前にチケット購入が必要。 |
Black River&Western Railroad | Black River&Western Railroad/Easter Bunny Express | 「イースターバニートレイン」 事前にチケット購入が必要。 |
図書館 | 各図書館のウェブサイトで確認しましょう。 | |
タウン | 各タウンのウェブサイトか、以下の情報ウェブサイト(関連記事を参考)で確認しましょう。 |
👉タウン主催のエッグハントなどの地域密着型のイベントを探すのにおすすめのウェブサイトは、こちら!
イースターパレード&ボンネットフェスティバルの基本情報
イースタパレード&ボンネットフェスティバル(Easter Parade and Easter Bonnet Festival)とは、毎年イースター当日の日曜日に、ニューヨーク・マンハッタンの五番街(49丁目~57丁目)で行われるイベントです。(参考ウェブサイト→Easter Parade and Easter Bonnet Festival in NYC 2024/timeout)
2024年は、3月31日(日)の午前10時から4時までです。
参加者は、イースターボンネット(=イースターハット)と呼ばれるお花やたまご、小鳥などを飾った帽子をかぶったり、鮮やかな個性的な衣装を着てきたり、とても華やかなイベントです。
1870年代から続く伝統的なもので、当初はイースターのミサのために教会を花などで華やかに飾り、それに伴って、ミサの参加者も綺麗に着飾ったことがきかっけのようです。
マンハッタンでは、セントパトリックデーやサンクスギビングデーなど有名なパレードがありますが、こちらのイベントは、通常のパレードのように人が練り歩くわけではなく、セントパトリック大聖堂の前に人が集まり、お互いのボンネットや衣装を褒めあったり、写真を撮りあったりするものです。
特に応募などはなく、誰でも参加できます。もちろん帽子や衣装などなく、普通の恰好でイベントを見に来ている人もたくさんいます。
イースターボンネットを作ってみました。
どうせ参加するなら、自分たちもイースターボンネットを作ってみたいと思い、子供たちと一緒に作りました。
材料を準備
帽子は、もともと持っていたものを使いました。子供たちは、ピンクの布製の帽子、私は麦わら帽子です。
ウサギの人形やプラスティック製の卵も家にあるものです。過去にエッグハントでもらった大量の卵が役に立ちました。
そのほかの材料は、ダラーツリーで買いました。この時期、たくさんのイースターグッズが並んでいるので、店内はとても華やかです。
私の帽子に付けるウサギや、お花が付いたレイ、カラフルなレースを買いました。
帽子に飾りを縫い付けます
子供たちの帽子のつばの上に、卵を縫い付けます。卵の下の方に穴が2つ開いているものがあったので、それを使いました。
頭頂部に、ウサギの人形を縫い付けます。おしりと両足の部分を縫い付けました。日本アピールのため、ウサギの手に折り鶴を縫い付けました。
私の帽子の頭頂部には、卵、ウサギ、桜を縫い付けます。つばの部分には、カラフルなレースをふんわりと縫い付け、その中に小さい折り鶴やくす玉を入れ込みました。
実際に帽子をかぶってみて微調整
出来上がった帽子を実際に被ってみると、いろいろな問題点が出てきました。
おしりと両足を固定しているにもかかわらず、ウサギが傾きます。なので、後頭部の辺りで、ウサギのスカートとレイを縫い付けました。
エッグも重みで外側に広がるので、レイで束ねるようにしました。
子供たちの帽子は布製なので、頭頂部もつばも柔らかく、重みのある装飾を付けるには不向きだと分かりました。形が変形しにくい麦わら帽子などが良いと思います。また、小さめのバケツを使うのもありだと思いました。
実際に、パレードに参加しました。
2023年は、4月9日の午前10時から午後4時まで行われました。
当日は、自作の帽子のほか、服装もピンクや華やかなものを着て行きました。
華やかなイベントでした!
10時過ぎに着くと、すでにたくさんの人が集まっていました。
参加者の華やかなボンネットや衣装、本当に素晴らしかったです。
カラフルで華やかな衣装を見ると、「春が来たなあ!」という気持ちになります。
ユニークなボンネットもたくさん。
アメリカでは、おじさまたちも、ちゃんと本気で楽しみます。
みなさん、帽子作りにいろいろと工夫されていて、見ていて興味深かったです。
こちらの一段と目立つ3人組は、たくさんのカメラを向けられていました。
こちらの方は、環境活動家なのか、プラスチックごみを使ったボンネット。テレビの取材を受けていました。
たくさんの人と、一緒に写真を撮ってもらいました。
「一緒に写真を撮って」と声をかけてもらうこともありました。
ワンちゃんたちもおめかし。
ダンスのパフォーマンスもありました。
最後に、セントパトリック大聖堂と。とても良い思い出になりました。
周辺のお店も、イースター一色!
セントパトリック大聖堂の周辺のお店も、イースター一色でした。
こちらは、ロックフェラーセンターにある、ホームアローン2に出てくるFAO Schwarz。
👉FAO Schwarzについては、こちらの記事をご覧ください。
タイムズスクエアのm&m’sでも、イースターの写真スポットがありました。
まとめ
今回は、そんな春の訪れを感じさせるニューヨークのイベント、『イースターパレード&ボンネットフェスティバル』について、
- イースターの基本情報
- ニュージャージー州北部のイースターのイベントについて
- ニューヨーク・イースターパレード&ボンネットフェスティバルの基本情報
- イースターボンネット(イースターハット)の作り方
- 自作のハットをかぶり、イベントに参加しました
をまとめました。
ニューヨークの春の訪れを感じさせる、伝統ある華やかなイベント。参加者は、みんな笑顔で、写真を取り合っていて、とてもピースフルでフレンドリーなイベントでした。
アメリカでは、イベントごとは、大人も子供も思いっきり楽しみます。
みなさんも、自作のボンネットを被ったり、華やかな服を着たりして、このニューヨーク・イースターパレード&ボンネットフェスティバルに参加してみて下さい。とっても良い思い出になりますよ!
アメリカでも桜を楽しみたい方は、こちらの記事をご覧ください。
👉春のイベント情報を知りたい方は、「春のイベント」タグをご覧ください。
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