みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
ようやく寒さが少し緩んできましたね。そろそろ子供たちのサマーキャンプの話が出てくる時期になってくると思います。
「え、まだ冬なのにもう夏の話!?」と思われる方がいると思いますが、そうなんです!ここアメリカでは、サマーキャンプや夏の長期旅行は、冬から考え始めるものなんです。
アメリカ、ニュージャージー州では、6月後半から2か月半ほど夏休みがあります。この長~い夏休みを、みんなどのように過ごしているのか、気になりますよね?
今回は、
- アメリカのサマーキャンプについての基本情報
- 在米6年目の私や在米4年以上のお友達の子供が、今までに参加したサマーキャンプ(17か所以上)をご紹介
- 日本へ一時帰国し、学校へ体験入学させたパターンもご紹介
- 長期旅行や、新学期の準備や夏休みの宿題も
について、私やお友達の経験談をまとめました。
ぜひ、サマーキャンプ選びの参考にしてみて下さい。
サマーキャンプについての基本情報
アメリカの夏休みは長いんです。
なぜ、アメリカではサマーキャンプが話題になるかというと、アメリカの夏休みがとっても長いからです。
タウンによって多少異なりますが、ニュージャージー州では、6月下旬から9月の第一月曜日のレイバー・デイ(Labor Day)の前後まで、2か月半ほど夏休みがあります。
この長い夏休みをどうやって過ごすか、毎年ママたちが頭を悩ませるところです。
👉学校行事については、こちらの記事をご覧ください。
サマーキャンプって何?
サマーキャンプとは、夏休みに子供たちが通うプログラムの事です。日本人が思い浮かべる山でテントを張るキャンプとは違います笑。
タウンが行うもの、プライベートスクールが行うもの、ファームが行うものなど、いろんな種類があります。
内容も、ただ遊ぶだけのところから、しっかりお勉強もしてくれるところまで、さまざま。フィールドトリップに行くキャンプやお泊りキャンプもあります。
プリスクールが、夏の期間だけ、小学生のサマーキャンプもするところもあります。
期間も、一日だけというものから何週間以上など、キャンプによって全く異なります。
時期は、6月終わりから8月半ばくらいまでが多いです。
そして、気になる料金も、安いところで週150ドルあたりから、高いところだと週6~700ドルと、本当にさまざま。兄弟割があるところもあります。
フィールドトリップやキャンプTシャツの料金が別途必要なところもあります。
駐在員の会社からサマーキャンプ料金の補助が出る場合もありますので、事前に会社に確認しましょう。
いつから申し込みが始まるの?
サマーキャンプは、いつから申し込みが始まるのでしょうか。こちらも、全くさまざまです。
早いところなら、冬から申し込みを開始するところもあります。早割が3月まで、4月までなどというところもあります。
タウンのキャンプは遅めの傾向で、うちのタウンのキャンプですと、5月上旬に申し込みがありました。学校からのメールやコミュニティセンターのウェブサイトなどを、こまめにチェックしましょう。
気になるサマーキャンプがあるのなら、早めに調べておきましょう。
ちなみに、申込時の学年は、通常は翌年の学年ですので、お間違えなく。
私が、アメリカに来て最初の夏を迎える直前の3月、現地校のバスを待っている時、周りで「サマーキャンプ、もう申し込んだ?」と言う声が聞こえてきました。
その時は「そんな先の事を、もう決めないといけないんだ」と思いましたが、早いところでは1月にはサマーキャンプの早割が終わっているところもあると聞き、急いで調べたのを思い出します。
夏休みの過ごし方➀サマーキャンプ
ここからは、在米6年目の私や在米4年以上のお友達の子供たちが、どのようなサマーキャンプに参加してきたかをご紹介します。
料金や預かり時間など、サマーキャンプの内容は毎年変更があります。申し込みされる際は、必ずご自身でウェブサイトなどで確認してください。
タウンのサマーキャンプ
タウンのサマーキャンプは、ほとんどの場合、料金が安いです。その代わり、お勉強がメインではない印象です。住民限定の場合が多いです。
安くて人気なので、申し込みは早めにしましょう。
在米2年目(子供はGrade1)に、タウンのコミュニティーセンター主催のサマーキャンプに申し込みました。5月頃に開始される同タウンのキャンプの申し込みはすぐに埋まるときいていたので、オンラインの申し込み開始時間にすぐに申し込みました。
安いのに、フィールドトリップもあり、子供は楽しそうでした。
プライベートスクールのキャンプより、お迎え時間が早め(2時半頃)なのと、朝や夕方に延長預かりがないのが親としては少しネックでした。
在米6年目(子供はGrade5とGrade2)も、上記とは別のタウンのサマーキャンプに2週間申し込みました。こちらのタウンでは、預かり時間も長く(8時半から5時)、天気が許せば、毎日プールに連れていってくれたので、子供も楽しそうでした。
こちらのタウンに引っ越してきて初めての夏だったので、お友達を作るきっかけになりました。
プライベートスクールなどのサマーキャンプ
プライベートスクール、体操教室、バレエ教室など、いろんな場所でサマーキャンプのプログラムが組まれています。値段や内容は、本当にさまざまです。
在米1年目は、長女(キンダー)は通っていた日系幼稚園(ニュージャージーこぐま幼稚園)のサマーキャンプへ参加。夏祭りやお泊り会もあり、日本の文化を学べて良かったです。
次女(PreK3)も同じく通っていた現地幼稚園(現Cadence Academy Preschool、旧Prime Time Early Learning Center)のサマーキャンプへ。週1でプールに行き、フィールドトリップがあったり、アイスクリームトラックが来たり、充実していました。
在米4年目(子供はGrade3とキンダー)は、姉妹そろってキリスト教系スクール(S.T.L Summer School)のキャンプへ。ここは、ランチやスナックが提供されるので、親はとっても楽でした。料金は他のプライベートに比べてお得(週約200ドル)なのに、運動会や歌の発表会もあり、延長料金もお手頃で、大満足のキャンプでした。
クラスの先生は大学生だったので、子供たちと全力で遊んでくれたようで、子供たちはかなり慕っていました。
※大人気で、2022年は、2月の申込開始後数日で定員になったようです。
アメリカの夏は長い!過去に色々なサマーキャンプに参加してきました。
小学生の息子は、育英学園のサマーキャンプを中心に、アルパインにあるスカウトキャンプで行われるプログラム、USA Sportsの地域で行われるキャンプに参加してきました。
渡米後初の夏は、りんごラーニングセンターの後期のESLキャンプに参加しました。9月から初めての現地校に通うためのプログラムで、子どもにとっては自信がついたようですごく良かったです。今でも思い出す、印象に残ったサマーキャンプです。
育英のサマーは毎日、朝から夕方まで色々なことに参加できます。1泊2日で宿泊もあり、グループワークが中心で学びが多いです。特筆すべきは、宿泊キャンプ時以外は毎日プール授業があり、レベル別にきめ細やかな指導を受けられるところも魅力でした。ランチもオーダーできます。
ミドル生の娘は、毎年夏は、朝からずっとサッカーをしています。タウンのサッカーだと対象年齢が低い為、トライアウトを受けて、2つのチームを掛け持ちしていた年もありました。たくさんお友達も出来て楽しそうでした!!
塾の夏期講習やダンス、ロボットのプログラミング、サイエンスアカデミーなどにも参加しました。コロナ禍には、対面での開催が難しいものにはオンラインで参加するなど、長い夏休みが退屈にならないように試行錯誤していました。
バレエ教室(Edgewater Performing Arts)のキャンプに1週間だけ通った年もありました。対象は5~10歳まででしたが、キンダー前後の年齢が多かった印象です。料金は、週約360ドルでした。
バレエを習っていたわけではないので、ウェアやシューズは持っておらず、お友達に借りました。バレエやタップダンス、お勉強も少し、そして、毎日絵を描いて持って帰ってきました。
習い事系のキャンプも、普段できないことを体験できるので、良かったです。
YMCAのキャンプの中の、フィールドトリップのみのTravel Campに参加しました。毎日バスに乗って、遊園地やら科学館やらに連れて行ってもらっていました。料金は、週5日参加で約340ドルでした。
結構遠くに行く(片道2時間など)ので、車酔いするお子さんにはおすすめしません。小学校中学年以上が多かったと思います。
YMCA自体は遠い場所にありますが、お迎えがクリフサイドでできたのは良かったです。
在米6年目(子供はGrade5とGrade2)に、タウンのキャンプの他に、キリスト教系のプライベートスクールのAbility Schoolのサマーキャンプにも3週間参加しました。
午前中は勉強、午後はしっかり体育もやってくれ、週1回フィールドワークもあり、子供たちはとても気に入っていました。
在米6年目(子供はGrade5とGrade2)には、お友達に誘われて、Mad ScienceのLEGOのキャンプにも1週間参加ました。毎日何かしら工作キットを持ち帰っていました。
ずっと室内でLEGOで何かを作るだけだったので、アクティブなうちの子たちには合わなかったようです。
ファームなどのサマーキャンプ
ファームや博物館などでも、サマーキャンプを行っています。特別な体験ができることから、値段は高めの傾向(週500ドル以上)です。
小学生の息子は、ファームのキャンプに参加しました。
Abma’s Farmは、ポニーに乗れたり、動物に餌をあげたりできました。ペイントやクッキングもあり、大満足でした。料金は週約550ドルでした。申し込みは1月開始でしたが、大人気で早い段階で定員になります。
Health Barn USAにも参加しました。こちらは、サイエンティストやファーマーなど、週ごとにテーマが決まっており、シェフの週に参加しました。週約665ドルとかなりお高めでしたが、敷地内に小川が流れていて貝殻を取ったりもでき、環境はとても良かったです。
お泊りキャンプ
ニューヨーク育英学園や、YMCAなどでは、お泊り(Overnight)のサマーキャンプもあります。
YMCAのお泊りキャンプへ、小学生の兄弟で参加しました。各YMCAによって値段設定等が違いますが、私の子供たちが参加したキャンプは2週間単位から選べました。
参加者は各班に分かれ、班ごとに中高生と思われるリーダーが付きます。リーダーに素質に寄って、キャンプ生活の充実さが決まるなという印象です。
コロナ前だと日本からの参加者も結構いたようです。
Collegeなどで行われるサマーキャンプ
サマーキャンプは、小学生以下を対象にしていることが多く、ミドル生以上になってくると、サマーキャンプを探すのが一苦労です。
ニュージャージ州バーゲン郡のパラマスにあるBergen Community Collegeでは、KidsやTeensに向けたプログラムも行っています。
サマープログラムは、リーディングやライティング、STEM、ロボット、絵画などいろんなコースがあり、Grade1~12まで申し込めます。
夏休みの過ごし方➁日本へ一時帰国
日本へ一時帰国して、子供を日本の小学校に数週間体験入学させるというパターンもあります。
以下には、子供に体験入学をさせた経験のあるお友達のCさんのパターンをご紹介します。
👉日本への一時帰国のお土産に頭を悩ませている方は、こちらの記事がおすすめです!
事前に学校に連絡を取ります
行きたい学校を決めたら、体験入学を受け入れているか否か、事前に学校に問い合わせましょう。
受け入れているのであれば、必要書類や学校生活で必要なものなどを聞きます。自治体によっては、住民票があることが条件だったり、必要な書類や手続きが違います。
また、私立と公立の学校によっても対応が異なります。
日本に帰国したら、まず役所に行きます
私の娘が行きたい学校は、住民票があることが条件でしたので、日本に着いたら、まず区役所に行き転入届を提出し、住民票を作る手続きをしました。
住民票を受け取り、そのまま学校の転入学手続きを行っている窓口で申請を行い、後日「転入学通知書」を受け取りました。
通う学校で校長と面談、必要事項の確認
転入学通知書を受け取って、すぐ学校に連絡しました。
後日、必要書類の受け取りなど、子供と一緒に学校へ行き、校長先生と簡単な面談を行いました。面談内容は、現在の日本語の理解レベル、日本の学校に通ったことの有無、学校生活についての説明、教科書の配布、持ち物や提出書類についての説明がありました。
必要書類の記入、健康診断
学校から渡された緊急連絡先やアレルギーの有無、学校までの地図(これが1番大変でした笑)などたくさんの書類に記入して、体育でプールがあったので指定の医療機関で簡単な健康診断も受けました。
給食費引き落としのための手続き
子供がとっても楽しみにしていた「給食」。栄養バランスもよくとっても美味しいですよね!
当該学校は、給食費が口座引き落としだった為、こちらの手続きもしました。その際に、日本の身分証明と印鑑が必要でした。
すべての書類と持ち物を準備して、あとは当日学校に行くのみ♪
子供は、日本に住んでいた時と同じ学校にもう一度通うことができたので、久しぶりの学校にお友達、給食などなどとても楽しかったようで、毎日嬉しそうに通っていました。
夏休みの過ごし方➂長期旅行
せっかくの夏休みですから、長期旅行も計画されたい方も多いと思います。
アメリカ国立公園
アメリカの大自然を満喫できるアメリカ国立公園は、アメリカ滞在中にはぜひ訪れたい場所です。
👉アメリカ国立公園については、こちらの記事をご覧ください。
👉グランドサークル子連れ旅行記は、こちらの記事をご覧ください。(『グランドサークル旅行』タグも、ご利用ください。)
カンクン
カンクンも、日本から行くのに比べたら近いので、アメリカ滞在中にぜひとも行っておきたい場所です。
オールインクルーシブホテルだけでなく、ダウンタウンの街歩きや遺跡&セノーテツアーもおすすめです。
👉カンクンについては、こちらの記事をご覧ください。(『カンクン』タグも、ご利用ください。)
カリフォルニア縦断
東海岸に住んでいると、夏休みを使って西海岸へ長期旅行もおすすめです。
我が家のカリフォルニア縦断旅行の様子は、Instagramをご覧ください。
夏休みの過ごし方➃新学年の準備や夏休みの宿題
夏休み中に、9月からの新学年の準備も必要です。
学用品リストや新学年開始日は、学校からメールで来たり、各学校のウェブサイトに載っているので、確認して準備しましょう。物に寄っては、品薄になることもあるので、早めに取りかかりましょう。
夏休みの宿題もウェブサイトに載っています。日本のように大々的なものでは全くなく、しかも提出は任意の場合が多いので、それほど心配しなくても大丈夫です。
現地校の宿題は全く問題ないのですが、日本語補習校の夏休みの宿題にいつも苦戦しています。
うちの学校では、読書感想文、自由研究、ドリル、プリントなどの宿題が出ます。
また、ニュージャージー州の補習校の2学期開始日は、現地校の新学年開始日より2週間ほど早いので、旅行などを入れる際は注意が必要です。
👉学用品の準備、新学年開始日、夏休みの宿題については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回は、アメリカのサマーキャンプについて、
- アメリカのサマーキャンプについての基本情報
- 在米6年目の私や在米4年以上のお友達の子供が、今までに参加したサマーキャンプをご紹介
- 日本へ一時帰国し、学校へ体験入学させたパターンもご紹介
- 長期旅行や、新学期の準備や夏休みの宿題も
について、私やお友達の経験談をまとめました。
サマーキャンプは本当にいろんなものがあるので、私もすべて把握しきれていませんが、少しでも皆さんのサマーキャンプ選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
👉夏のイベント情報については、「夏のイベント」タグをご覧ください。
👉アメリカ現地校については、こちらの記事をご覧ください。
👉アメリカ生活で欠かせないアプリ、スマホSIM、VPN、オンライン英会話については、こちらの記事がおすすめ!