みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー（NJ）州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy（はっちぃ）です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
アメリカのニューヨーク周辺へ駐在や移住が決まった方は、ニューヨークやニュージャージー北部で家を探される方が多いと思います。
私の住む、ニュージャージー州北東部のバーゲン郡（Bergen County）は、マンハッタンにも近く、商業施設も多くてとても便利です。
マンハッタンに比べ、家賃は安いですし、日系スーパーや日本語の学校もあるので、日本人もたくさん住んでいます。
その中から、今回は、『フォートリー（Fort Lee）』について、
- タウンの概要
- 学校・幼稚園
- 図書館・大人向けESLクラス
- 住居
- おすすめスポット
- 住んでいる人に聞いてみました
をまとめました。
ぜひ、みなさんのタウン選びの参考にしてみてください。
👉アメリカでは、住む場所を選ぶ際、まず学校のレベルを調べます。学校のレベルの調べ方については、こちらの記事を参考にして下さい。
👉他のタウンの情報は、こちらをご覧ください。
フォートリー（Fort Lee）について
フォートリー（Fort Lee）は、ニュージャージーとマンハッタンを結ぶジョージワシントンブリッジの周りに広がるタウンです。
隣町のエッジウォーターにある日系スーパーのミツワへも車で約10分で行け、日本食レストラン、日系の美容院、病院、塾などもあり、とても暮らしやすい環境です。
特に近年は、中心地に新しいレストラン、カフェ、バーなどが続々オープンして賑わっています。
オシャレでインスタ映えするお店もたくさんあり、町を歩いて回れるのもフォートリーの魅力です。
マンハッタンへはバスで約50分。ジョージワシントンブリッジを渡り、地下鉄を利用することも可能です。
学校・幼稚園
学校の基本情報
フォートリーには、小学校が4校、小学校と中学校の間の「Intermediate School」が１校、中学校と高校が1校ずつあります。
| フォートリーの公立校の基本情報 | Fort Lee Public Schools |
| フォートリーの学校レベル | Great Schools(Fort Lee) |
👉学年割など、アメリカの現地校のしくみについては、こちらの記事をご覧ください。
👉アメリカの現地校の学用品や学校行事については、こちらの記事をご覧ください。
👉サマーキャンプについては、こちらの記事をご覧ください。
公立小学校（Kindergarden-Grade4）
フォートリーの公立小学校はNo.1～No.4までありますが、そこに通うのはK-Grade4までです。
日本人だけでなく韓国人も多く住んでいるため、ESLクラスは充実しており、日本語が話せる教師が常駐している学校もあります。
生徒数のバランスを見て通う学校が決まるようなので、必ずしも自宅から最寄りの小学校へ通えるというわけでありません。
公立小学校（Grade5-6）
近年の生徒数増加に伴い、Grade5-6は、ミドルスクールと同じ敷地内にあるインターミディエイトスクールに通います。
公立中学校（Grade7-8）
公立高校（Grade9-12）
小学校入学前（プリスクール・デイケア・ナーサリー）
公立プリスクール
フォートリーの公立プリスクール（プリK4のみ）は、スクールNo.2とスクールNo.3の校舎で運営されています。
8am～2:30pm。 24-25年度の授業料は、年間10,000ドル。
毎年、申し込み後に抽選が行われます。（24-25年度の申し込み期間は4/1-5/3。毎年変更されることがありますので、ご自身でご確認ください。）
私立プリスクール、デイケア・ナーサリー
２歳～6歳までで、キンダークラスもあります。ビフォー・アフターケアもあります。Ridgefieldにも系列園があります。
場所は、スクールNo.2の近くで、スクールの前の道は朝送迎の車で込み合っていることで有名。
韓国人に人気で、多くの韓国人が通っています。
プリK３～ミドルスクールまである、キリスト教Madonna Churchの私立学校です。場所は、フォートリー図書館の横です。
最近日本人も増えています。ビフォー・アフターケアもあります。
👉こちらの校舎で行われるサマーキャンプも人気です。サマーキャンプについては、こちらの記事をご覧ください。
- The Learning Experience(Englewood Cliffs)
全米でチェーン展開しているスクールです。生後６週間から６歳まで、キンダークラスもあります。
場所は、ニューヨーク育英学園の近くです。ビフォー・アフターケアもあります。
1クラス10人ほどで手厚く、いろいろなイベントもあります。プリスクールクラスになると、宿題も出るようです。
日系のスクールを選ぶ方もいます
日系のニューヨーク育英学園、こぐま幼稚園、ニュージャージー日本人学校からのスクールバスも出ています。
👉日系の学校については、こちらの記事をご覧ください。
ただいま、作成中です。
図書館・大人向けESLクラス
図書館の基本情報
月～木：9:30am-9pm、金土：9:30am-5pm、日：10am-2pm
※開館時間は、日によって変更することもあるので、事前にご確認ください。
フォートリー図書館は、とても広く、居心地のよい図書館です。駐車場も40台くらい停められます。
幼児用の絵本から大人向けの書籍まで多数所蔵しており、日本語の絵本や大人向けの書籍もたくさんあります。
地下には、立派な7段のおひなさまがあります。
ニュージャージー州Bergen郡、Essex郡、Hudson郡、Passaic郡の78の公立図書館は、BCCLS（Bridging Communities, Connecting Library Systems）というシステムで繋がっており、住所地のタウンで図書カードを作れば、その中のどの図書館からでも、本を借りたり返したりすることができます。
図書カードは5歳から作れます。システム上は図書カード1枚につき、50冊まで借りられますが、各図書館が独自の上限を決めている場合もあります。
ニュージャージー州Bergen郡内で、日本語書籍を多く扱うのは、パラマス図書館とフォートリー図書館です。
大人向けESLクラス
図書館の大人向けのESLクラスは、フォートリー図書館のカード所有者の方が参加できます。１セメスターにつき、30ドルです。
レベルによってクラス分けされ、少人数（４～８人）でのレッスンが基本です。
基本的に対面で、クラスに寄ってはオンラインの場合もあります。
とてもフレンドリーな先生で、レッスンは楽しかったです。いろいろな国の方ともお話しできて、とても勉強になりました。
日本人が多いクラスもあるので、アメリカに来たばかりの方はお友達もできやすいと思います。
👉駐在ファミリーおすすめ英語学習法「大人」編は、こちらの記事をご覧ください。
住居
賃貸物件を探す→Zillow(Fort Lee)
一戸建て、デュープレックス、タウンハウス、コンドミニアム、アパートなどから選べます。
特に日本人に人気があるアパートは、【The Modern】です。プール、ジムをはじめ、ボーリング・シュミレーションゴルフ・シアタールームまで完備されています。キッズルーム・ラウンジ・スパもあり、上層階になるとマンハッタンまで見渡せる素晴らしいビューが広がります。
The Modernの隣に位置する【Twenty50 by Windsor】や、低層の建物が並ぶ【The Point at Fort Lee】も日本人に人気があります。
比較的新しくきれいなタウンハウスが、賃貸物件として出ている場合もありますが、数は少ないです。
The Modernに住んでいます。日本人の家族も何十家族も住んでいて、初めてのアメリカ生活でもお友達がすぐにできて安心です。アパート内はプールやプレイグランド、BBQもできるのでとても便利です。
メインストリートがすぐなので、レストランやカフェにも歩いて行けます。現地の小学校（Fort Lee School No.1）は近いので徒歩通学ができ、日系幼稚園のスクールバスも来るので、とても便利です
おすすめスポット
公園・プール
ジョージワシントンブリッジのたもとにある公園。アメリカの独立戦争時の戦場だったため、ハドソン川を見下ろす崖の上には大砲が並んでいます。駐車場は、季節によっては有料。
ハドソン川沿いの崖を車で下っていくと、大きな広場とプレイグランドがあり、バーベキューエリアもあります。駐車場は有料。
公園へ行く途中、下から見上げるジョージワシントンブリッジもとてもダイナミックでおすすめです。
- William Birch Park（公園、スプレーパーク）
プレイグラウンド、テニスコート、ドッグラン、レクレーションセンターがあり、夏にはスプレーパークもオープンします。
👉ニュージャージー州バーゲン郡のタウンのプールについては、こちらの記事をご覧ください。
お買い物
- Cafasso’s Fairway Market（イタリアンスーパー）
イタリアン食材のお店。デリコーナーが充実しており、量り売りで買うことができます。
チーズやハムを選んでサンドイッチを作ってくれるので、ランチタイムは行列ができていることもあります。搾りたてのオレンジジュースもおすすめです。
ワインやビールなどのアルコール飲料も購入が可能で、見たことがない食材を探す楽しみもあるスーパーです。
その場でスライスしてくれる生ハムをよく買いに行きます。アメリカにきた当初はオーダーするのも一苦労でしたが、店員さんもフレンドリーで最近やっと慣れてきました（笑）
- H Mart Fort Lee（韓国系スーパー）
韓国系スーパーですが、アジア食材は一通り揃っています。
お米、麺類、冷凍食品、薄切り肉、大根や白菜などの野菜他、日本のカレールーや調味料も十分な品ぞろえです。
値段も、特にお肉や野菜等は、日系スーパーより安い印象です。
フォートリーには、他にH Mart Freshがあります。
- ACME（スーパーマーケット）
大型スーパー、ACMEもあります。
- Dollar Tree（アメリカ版百均）
アメリカ版百均です。商品は基本的に1ドルか1.25ドルです。
バーゲン郡では、日曜日に服や電化製品などは販売しないので要注意です。
これは、バーゲン郡がブルー・ロー（Blue Law）を遵守し、日曜日を礼拝と安息の日と定めたことから、日曜日には、食料品と必要最低限の生活必需品しか売ることができません。
不思議なことに、酒類の販売は認められていて、日曜日は午後1時から販売されています。
ターゲットやパラマスやエッジウォーターのショッピングモールも、日曜日は閉まっていますのでご注意ください。（モール内の食料品スーパーだけは開いています。）
ミツワやコスコは日曜日に開いていても、午前中はお酒を買えず、衣類や電化製品などは一日中カバーがかけられていて買えないようになっています。
👉アメリカでお得に生活したい方は、こちらの記事がおすすめです。
レストラン・カフェ
- So Kong Dong（韓国料理）
老舗スンドゥブ店。辛くないプレーンのスープも選べるので、子連れでも安心です。
こちらのカルビは絶品なので、試してみる価値ありです！
- Myung Dong Noodle House（韓国料理）
地元の韓国人の間でも定評のある味で、老若男女問わずたくさんのお客さんで賑わっています。
人気のククス（うどん）はもちろん、美味しいキムチは量り売りもしてもらえます。
- PyeongAnDong（韓国料理）
こちらのお店は、Braised Beef Short Ribと冷麺がおすすめ。
お肉はとても柔らかく、味付けも優しいのでたくさん食べられます。
店員さんが韓国語強めで、英語が通じないこともありますが、めげずに注文しましょう笑。
- Soup Dumpling Plus（中華料理）
絶品小籠包がお手軽に食べられるお店。
パリパリの春巻き、チキンとカシューナッツもおすすめです。
👉Soup Dumpling Plusについては、こちらの記事をご覧ください。
- Hiram’s（ホットドッグ）
古き良きアメリカの雰囲気を残す、有名な老舗ホットドッグ屋さん。現金のみです。
3ドル台で、ボリューミーなホットドッグやさくさくのオニオンリングが食べられます。
Hiram’sは、日本人の間では「ヒラムス」で通じますが、英語の発音は「ハイラムス」ですので、ご注意ください笑。
- Batten Ramen（ラーメン）
フォートリーで20年以上も続く、草分け的ラーメン屋。
ラーメンの量は大満足で、セットのハーフかつカレーもこのボリューム！野菜たっぷりのちゃんぽんも食べられます。
店内には、無料で読めるマンガも置いてあり、何だか日本に居るみたいで落ち着けます。
- Soba Noodle Azuma（そば・うどん）
日本に複数の支店を持つ、生そばあずま。一人で食べに来る方からご家族連れまで、幅広い層に人気があるお店です。
一品料理も多く、夜は居酒屋さんとして利用する人の多いです。
お蕎麦は３玉まで替玉が無料なので、育ち盛りのお子さんがいるご家庭にも嬉しいですね。
NJのイングルウッド、ハッケンサックに系列店のRamen Noodle Azuma（ラーメン店）があり、そちらも大人気です。
大手回転寿司チェーンのくら寿司。開店以降、平日でも大変な賑わいで、行列ができることもしばしば。
15皿以上食べると回せる「びっくらポン」や、ラーメンやスイーツなどのサイドメニューも充実しており、アメリカ人にも大人気のお店です。
日本と違い、温かいお茶も有料ですので、ご注意ください笑。
- Cap’t Loui（ルイジアナ料理）
ガーリックで味付けした魚介を手づかみで食べる、ルイジアナ料理のお店。
一度食べたらやみつきです。
- Ventanas Restaurant and Lounge（レストラン・バー）
２棟のThe Modernの間にある、NJのパリピが集まるお店。着飾った人々が集まる非日常な空間で、女子会やデートにおすすめ！
ジョージワシントンブリッジの形をした、チョコレートのデザートが食べられます。
- Paris Baguette（ベーカリー、カフェ）
チェーン店のアジアンベーカリー。
惣菜パン、デニッシュ、あんぱん、ケーキなど、幅広い品揃えです。
こちらのフォートリーのお店は、いつも混んでいます。
- SunMerry Bakery & Cafe（ベーカリー、カフェ）
日本発、台湾で成長したベーカリー。
惣菜パン、お誕生日からお土産まで喜ばれるケーキ、流行りのボバティーまで楽しめるお店です。お値段も良心的です。
日系美容室やレストランが入るビルディングにあります。ビルの地下駐車場が無料で利用できます。
👉おすすめアジア系ベーカリー4選は、こちらの記事をご覧ください。
👉アメリカのレストラン事情については、こちらの記事でまとめています。
その他
- Akane Beauty Salon（日系美容院）
日本人以外にも人気の美容院。幼児カットも対応可で、家族で通っているという人もいます。
カットは、シャンプー・ドライ込みで、女性60ドル～、男性40ドル～（チップ別）ですが、スタイリストさんによりますので事前に確認しましょう。早めの予約がオススメです。
- Salon Tomo（日系美容院）
スタッフは全員日本人のアットホームな美容院。幼児カットも対応可。
カットは、シャンプー・ドライ込みで、女性65ドル～、男性55ドル～（チップ別）ですが、念のため事前に確認しましょう。
現金かクレカ（3%の手数料がかかります）でのお支払いです。
- Shanti Foot Spa/Massage（マッサージ）
メインストリートに2店舗ある、アジア系マッサージ店。全身（back massage）は、60分50ドル（チップ別）です。
チップは、60分の施術に対して15〜20ドルが相場で、会計時にまとめて支払うか、施術した方に直接現金で渡すのが一般的です。20％程度の10ドルしか渡さないと、「少ない」と文句を言われたりするので注意しましょう。
このお店は比較的キレイで、カップルルームもあり人気があります。前日までに予約することをオススメします。
友達と一緒に何度か行きました！ここでマッサージしてからフォートリーのメインストリートで女子会は最高の組み合わせです。
基本、上半身は裸にタオルをかけての施術で、日本のようにマッサージ用のガウンがあるわけではありません。最初はちょっと驚きました（笑）
- Fort Lee Racquet Club（テニスクラブ）
子供から大人まで多くのレッスンが行われています。キレイで広々としているので人気があります。
- IPIC Theaters（映画館）
ハドソンライツという複合商業施設に入っています。映画を見ると、ハドソンライツの駐車場が3時間無料です。
Center Aveにあるアカネサロンやサンメリーベーカリーが入っているビルにあります。
- Sundai New Jersey（駿台ニュージャージー校）
Myung Dong Noodle Houseと同じビルにあります。広々として綺麗な教室です。
👉公文や駿台をはじめ、日系の塾については、こちらの記事をご覧ください。
ただいま、作成中です。
メインストリートで、毎年８月前半に行われるイタリアのお祭りです。2023年は8月9日～13日まででした。
食べ物やゲームの出店、移動遊園地、花火など、盛りだくさんです。
移動式のピザ窯で焼いたピザがおすすめです。
お祭りの様子は、Instagramに投稿していますので、ぜひご覧ください。
住んでいる人に聞きました
交通の要所でどこに行くにも便利です。
韓国人が多く住んでいるため、コリアンレストランが多いのですが、日本のラーメン、そば、寿司等のレストランも充実しています。
タウン内に2店舗あるHmartでは日本の食材がだいたい揃います。
フォートリーは、交通も買い物にも便利で、とても住みやすいタウンだと思います。
小学校は4つありますが、No.3はアジア人比率が特に高く、韓国人・日本人のPTAがそれぞれあります。
近年、アパートやタウンハウスが増え、多くの人がフォートリーに引っ越してきています。
生徒数のバランスを見て通う学校が決まるため、必ずしも自宅から最寄りの小学校へ通えるというわけでありません。
近くにニューヨーク育英学園やこぐま幼稚園があり、日系の塾もあります。フォートリー図書館には日本語の本もたくさんあります。
学校や習い事の選択肢が多く、送迎も便利なので、このタウンを選びました。
まとめ
今回は、ニュージャージー州バーゲン郡の『フォートリー（Fort Lee）』についてまとめました。
コリアンタウンのイメージが強いフォートリーですが、日本人に馴染みのあるお店もたくさんあり、日本人もたくさん住んでいます。
女子会にオススメのスポットや美味しい韓国料理のお店など、近年続々と新しいお店がオープンし、とても活気のあるタウンです。
アメリカでは、住む場所を探す際は、学校のレベルを参考にします。学校のレベルの調べ方は、こちらの記事をご覧ください。
アメリカの家探しや内見のコツは、こちらの記事をご覧ください。
👉他のタウンの情報は、こちらをご覧ください。
👉アメリカ生活で欠かせないアプリ、スマホSIM、VPN、オンライン英会話については、こちらの記事がおすすめ！