みなさん、こんにちは。
アメリカ・ニュージャージー(NJ)州で、2度目の駐妻ライフを送っているHatsy(はっちぃ)です。
👉こちらで自己紹介とサイトの使い方の説明をさせていただいてます。もしよろしければご覧ください。
みなさん、夏休みをエンジョイされていますか?
長い夏休みが終わると、アメリカのニュージャージー州では、9月から現地校の新学年が始まります。
第1弾『Supply List』編に引き続き、今回は、現地校の『School Event』について、
- アメリカの現地校では、どんな学校行事があるの?(28個の行事を列挙!)
- ハロウィンやバレンタインには、どんな準備をすれば良いの?
- クレイジーヘアやクラス写真の服装など、個別のイベントについて知りたい!
などをまとめました。
「日本とはどう違うのか」と不安に思われている方も、これを読めば、アメリカの現地校の学校行事のすべてが分かります!
👉【新学年の準備➀】『Supply List』編は、こちらの記事をご覧ください。
👉日本とは違う、アメリカ現地校のしくみ、学校のレベルの調べ方については、こちらの記事をご覧ください。
- アメリカの現地校の学校行事について
- 一年間の学校行事はこんな感じです
- 学校見学会
- 新学年初日(First day of school, Back to school)
- パトリオット・デー(Patriot Day)
- 学校・クラス説明会(Back to school night)
- Respect Week
- Gifted & Talented Program
- Book Fair
- Picture Day
- ハロウィン
- 個人面談
- サンクスギビング
- コンサート
- ホリデーショッピング
- 冬休み、クリスマス
- 新年
- 100th day of school
- バレンタインデー(Valentine’s Day)
- 読書の日(ドクター・スースの誕生日)
- 算数のクラス分けテスト
- セント・パトリックス・デー(St. Patrick’s Day)
- 春休み
- Bring a Kid to Work Day
- 州統一テスト(Grade3以上)
- Teacher Appreciation Week
- Bike & Roll to School Day
- Field Day
- Field Trip
- 卒業式
- 学年末(Last day of school)
- 番外編
- まとめ
アメリカの現地校の学校行事について
アメリカに来て、子供が現地校に通うようになると、日本の学校では経験した事のないイベントに出会うと思います。
アメリカには、いろんな国から人が集まり、宗教も様々なので、多種多様なイベントが行われます。
しかも、日本のように、何週間も前からイベントのお知らせが来るわけではなく、開催の数日前ということもざらですので、私も渡米して1年目は、「これは、どんなイベントなの?どんな準備が必要なの?」と毎回パニック状態でした笑。
今回、私が今まで経験してきた学校行事(主に小学校がメイン)を時系列にまとめましたので、これを読んで、新学年開始前にざっくりとでもイメージを持っていただけたらなと思います。
一年間の学校行事はこんな感じです
では、早速、現地校の学校行事を見ていきましょう。
学校見学会
その学校へ始めて通学する学年であれば、夏に、生徒や保護者が校舎内を見学できる日があります。
先生が各教室を説明してくれる、各自で見て回るなど、形式は様々です。
中学校以上であれば、教科ごとに教室移動があるので、各教室を見て回ります。
私の子供が中学校へ入学する前には、新学期の時間割を見ながら、各教室を見て回りました。ロッカーの開け方を練習しておくことも大事です。
中学以上になると、各生徒にロッカーが与えられます。
このロッカー文化、アメリカでは結構重要なようで、タウンによっては、「ロッカーの飾りつけをする日」があるようです。(※Amazonで検索すると、こんな感じです→locker decorations。ロッカー用のシャンデリアなんかも売っているようです笑)
また、誕生日には、友達がその子のロッカーにお祝いの飾りつけをしたりすることもあるようです。
ただ、うちの子の学校では、授業の間の移動時間が短く、ロッカーに寄る時間がないので、うちの子はロッカーを全く使っていないみたいです。バックパックに全教科を入れ、一日中移動するのは、大変そうです。。
新学年初日(First day of school, Back to school)
新学年開始日は、タウンによって異なるので、各タウンのサイトのSchool Calenderで確認してください。
👉新学年開始日については、こちらの記事をご覧ください。
初日は、朝、校庭に全校生徒が集まります。各担任の列に並び、出席を取るところもあります。
我が子の学校では、親も参加でき、そこで担任と顔を合わして挨拶することができました。
スクールバスがあるタウンは、バスも出ると思いますが、親が学校へ子供を送っていくパターンが多いと思います。
この日に、学用品や夏休みの宿題などを持参します。
余談ですが、新年度のはじめの方に、自分をクラスメイトに紹介するために、名前や自分の好きなものを模造紙に書くという宿題が出ることが多いです。
パトリオット・デー(Patriot Day)
毎年9月11日は、「Patriot Day(パトリオット・デー)」。2001年に起きたアメリカ同時多発テロの犠牲者を追悼する日です。
この日には、星条旗にちなんで、赤、青、白の服を着ていく学校もあります。
👉9/11メモリアル&ミュージアムについては、こちらの記事をご覧ください。
学校・クラス説明会(Back to school night)
新年度が始まって1、2週間以内に、 Back to school night という、保護者向けの学校説明会が、夜に行われます。コロナ前は学校で行われましたが、コロナ後はオンラインで行われる学校もあります。
学校全体の説明、校長の挨拶、ESLクラスの説明、各クラスに分かれての説明などが行われます。
両親で参加する家庭が多くて驚きますが、我が家は子供を見てもらえる人も周りにいないので、いつも私だけで参加しています。
初めての場合、緊張するかと思いますが、基本的に「顔合わせの場」ですので、どんな先生かな、どんな教室かなというスタンスで、楽しむ気持ちで行きましょう。大事なことは、後日改めて書面やメールで来ます。
小学校の場合、自分の子供の席に座りますが、机の上に親へ向けた手紙が置かれている場合が多いです。そして、親から子供へ手紙を書く場合もあるので、事前にどんな内容の手紙を書くか、考えておいた方がベターです。
中学校の場合は、席は決まっていないので、自由に座ります。この時のコツは、大事なことが書かれたスクリーンの写真を撮りやすいように、前の方に座ることです。
Respect Week
お互いを尊敬しようというイベントです。その週の5日間、毎日違うテーマがあります。テーマは学校によって様々です。
低学年は、ちゃんとテーマに沿った格好をしていく子が多いですが、高学年になってくると、ちゃんとやっていく子の方が少なくなるようです。
- クレイジーソックス
ド派手な靴下を履いたり、違う靴下を片方ずつ履いたりします。
- クレイジーヘア
名前の通り、クレイジーなヘアスタイルで登校する日。
特に低学年の女の子は、ドーナツ、コカ・コーラ、花束など、みんな結構気合い入れてきます。男の子は、カラースプレーやウィッグが多いです。
ネットで「crazy hair」と検索するといろんな髪型が出てくるので、それを参考にしましょう。Amazonでも「crazy hair」と検索すると、いろんな商品が出てきます。
- 服を前後ろ反対に着る
- 尊敬する人や職業のコスチューム
警察官、消防士、医者、看護師、スーパーヒーローなど。「ママ」の恰好をしてきていた子がいたそうですが、拍手を送りたいですよね!
- 自分の出身国に関連する服(民族衣装など)を着る
日本人なら浴衣、漫画のキャラクターのTシャツなど。チマチョゴリを着てきた韓国人もいました。
日本から浴衣や甚平を持参するのがベターです。
👉日本から持ってくるべきものについては、こちらの記事をご覧ください。
- いじめ反対のシンボルカラーの青い服を着る
- スクールTシャツを着る
各学校でスクールTシャツを作り、販売しています、購入は任意です。購入しない場合は、スクールTシャツと同じ色の服を着ていくので大丈夫です。
- パジャマデー
アメリカの学校では、何かにつけてパジャマデーがあります。
普段家でヨレヨレのパジャマやサイズアウトしたパジャマを着させていると、この日は新しめのパジャマを探さないといけないので大変です笑。
Gifted & Talented Program
ニュージャージー州では、Grade3~6までの生徒を対象に、Gifted & Talented Programがあります。
能力的に秀でた生徒を、通常とは別のプログラムに参加させるというものです。
選出方法は、州統一テストや日頃の様子などから学校側が選ぶので、我が子を入れたいと思っても入れるものではありません。
ただ、保護者の推薦文は提出できるようで、私の子供の学校では9月に推薦文の提出がありました。(推薦文を提出しても、必ずしも選出されるわけではありません。)
推薦文のフォームの最初に「Gifted & Talentedはこんな生徒だ!」といういくつかの特徴が書かれていました。これを見たら、推薦文なんて書けなくなってしまいますよね…笑。
Book Fair
Book Fairは、各学校に本屋さんが来て、子供たちがお金を持参し、自分で本を購入できるというイベントです。本のほかに、文房具やおもちゃなども売っています。
ボランティアとして、各クラスから数人の保護者がお手伝いに行くことができる学校もあります。
夜に開催される場合は、親も行けます。担任の先生から、本の寄付のリストが置いてある場合もあります。
このイベント、なぜかおもちゃもあるんですよね…。本だけにして欲しいものです。
ボランティアにも何回か参加しましたが、自分の子供が買うものにはついつい口出ししたくなってしまいます笑。
Picture Day
Picture Dayは、学校で、クラス写真や個人写真を撮る日です。
個人写真だと、手を腰に当てたり、本の上に手を置いたり、アメリカらしいポーズで写真を撮ります。集合写真では、1列目の子たちはみんなあぐら(これがアメリカの体操座り的なもの!)なので、最初は驚きました笑。
この日は、みんな少しおしゃれをして登校します。女子はワンピース、男子は襟付きのシャツを着ていく子が多いです。着替えはさせてもらえない場合が多いので、学校生活に支障が出るような華美な服装は避けた方が良いと思います。
ミドルスクールになると、普段すっぴんの子もその日だけ化粧をしてくることもあります。(いつも通りすっぴんで登校した我が子が驚いていました笑。)
写真の注文は、オンラインで行う学校が多いです。学校から連絡が来ると思うので、そちらで確認してください。
ハロウィン
毎年10月31日のハロウィン当日は、生徒は仮装して登校します。仮装してくる先生もいます。
授業時間中に、仮装した生徒が学校の周りを歩き、それを保護者が見学することができる学校もあります。おもちゃの武器などを持参することは、禁止されている学校が多いです。
各クラスで、授業中にパーティーを行う場合があります。その際の飲み物や食べ物、紙の食器などは、各家庭からの持ち寄りです。数週間前に、各自何を持ってくるか、保護者宛てにアンケートが来ます。
クラスメイトや担任に、メッセージカードを添えて小さなギフト(グディバッグ)を贈る生徒もいます。お菓子を贈る場合、ナッツフリー(ナッツを含まない)のものを選びます。食べ物ではなく、文房具を贈る場合も多いです。
学校によっては、保護者が車にデコレーションして、子供たちにお菓子やおもちゃを配るという「Trunk or Treat」が行われることもあります。
👉ハロウィンについては、こちらの記事をご覧ください。
👉そのほかの秋のイベントについては、「秋のイベント」タグをご覧ください。
個人面談
担任やESLの先生との個人面談です。秋(11月頃)と冬(2月頃)にあることが多いです。
一人10分程度ですので、あっという間に終わりますので、自分の聞きたいことはメモしていくと良いと思います。
数週間前に、どの日時が良いか、保護者宛てにアンケートが来ます。 面談の形式は、対面かオンラインを選べる学校もあります。
サンクスギビング
サンクスギビングは、一般的に、各クラスでパーティーをすることは少ないと思います。クラスで何か工作をして持ち帰ってきます。
コンサート
コンサートは、運動場や体育館で行われることが多いです。冬に行われることが多いですが、時期は、学校によって様々だと思います。
保護者も見に行くことができます。
子供の服装は自由ですが、少し綺麗めの恰好をしてくる子が多いかなという印象です。
ホリデーショッピング
ホリデーショッピングは、学校で、家族のホリデーのプレゼントを購入できるというイベントです。ブックフェアと同じで、家から現金を持たせます。
ボランティアとして、各クラスから数人の保護者がお手伝いに行くことができる学校もあります。
私が過去にお手伝いに行ったときは、ママ用、おじいちゃん用など、送る人ごとにテーブルが分かれていました。おじさんやおばさん用のもあり、幅広い人にプレゼントをするアメリカならではの文化に触れることができました。
冬休み、クリスマス
冬休みに入る前に、担任や専科の先生、バスドライバー、クロッシングガード(横断歩道の旗振りの人)に、メッセージカードを添えてホリデーギフトを渡すのが、アメリカでは一般的です。
クラスマザー(クラスの保護者を取りまとめる人。いないクラスもあります。)が取りまとめてくれる場合と、個人でギフトを渡す場合があります。
11月頃から、いろんなお店でギフト用の商品が並びます。物でなく、ギフトカードを贈ることも多いです。
学校以外でも、アパートメントに住んでいる場合、アパートメントの従業員へクリスマスギフトを贈ります。従業員全員に贈る場合、よくお世話になっている人に贈る場合など、方法や金額は人それぞれです。この場合は、現金かギフトカードが多いイメージです。
いろんな宗教の人が住んでいるアメリカでは、キリスト教が起源の「Merry Christmas!」より「Happy Holidays!」をよく使うので、ギフトカードやメッセージカードも、「Happy Holidays」と書いてあるものを選ぶと便利です。
👉クリスマスのイルミネーションについては、こちらの記事をご覧ください。
👉冬のイベントについては、「冬のイベント」タグをご覧ください。
新年
正月三が日は休日である日本とは違い、アメリカでは会社も学校も、基本的に1月2日に始まります。
アメリカでは、クリスマスが一年で一番の盛り上がり。その後は、大みそかにあるタイムズスクエアのカウントダウンは注目されますが、年が明けるとサラッとしたもので、正月大好きな日本人にはちょっと物足りません…。
100th day of school
2月頃、新学年が始まって100日目を祝うイベントがあります。
100個の何かを使ってクラフトしたり、単にパジャマを着て登校(パジャマデー)したり、内容は学校やクラスによって様々です。
バレンタインデー(Valentine’s Day)
バレンタインデーは、クラスメイトや担任に、メッセージカードを添えて小さなギフト(グディ)を贈る生徒もいます。(男女問わず、グディを配る子が、意外と多いです。渡米当初、ハロウィンより多くて、驚きました。)
メッセージカードにクラスメイトの名前を書くため、事前にクラスメイトの名前が書かれたリストが配られるクラスもあります。
アメリカのバレンタインは、日本のような女性から好きな男性へチョコレートを渡すというものではなく、自分の大切な人に日頃の感謝を込めてギフトを渡すというものです。
ちなみに、アメリカでは、ホワイトデーはありません。(ホワイトデーは、日本独自のもののようです。)
お菓子を贈る場合、ナッツフリー(ナッツが含まれない)のものを選びます。食べ物が禁止されている学校の場合、ちょっとしたおもちゃや文房具を贈ることが多いです。
バレンタインの商品は、カードやケースまでセット売りされている場合が多いので、とても便利です。
人気のスクイッシュとケース、カードのセット。これだけで完結!我が家は去年これでした。
読書の日(ドクター・スースの誕生日)
3月2日は、アメリカの有名絵本作家のドクタースース(Dr. Suess)の誕生日です。
「Cat in the Hat」や「Grinch」など、数多くの絵本を生み出したアメリカではもっとも有名な絵本作家です。
この日は、「読書の日(National Read Across America Day)」に制定され、3月が読書月間になっている学校もあります。
3月2日の前後の週に、「〇〇な服を着て登校する」などのイベントが開催される学校もあります。
ドクタースースのコスチューム
うちの子供たち曰く、「Dr. Suessの中で、これが一番面白い!」
👉おすすめの英語絵本については、こちらの記事をご覧ください。
算数のクラス分けテスト
Grade5くらいになると、算数のクラス分けテストが行われます。
私の子供の学校では、Grade5の2月頃に「このテストを受けるか否か」確認するメールが来て、そのメールから申し込みました。3月初旬にテストが実施され、その結果で、翌年の算数のクラスが3段階に分けれます。
一番上のクラスになっても、成績が悪いと下のクラスに落ちるようですが、下のクラスから途中で上のクラスに上がることはできないようです。
各タウンによって、しくみやテストを受ける学年が異なると思いますので、同じ学校の先生や周りの保護者に聞いてみるのが一番だと思います。
このテスト、かなり重要なのですが、なぜ全員受けるのではなく、申込制なのかが不明です…。申し込みのメールは、見逃さないようにしましょう。
一方で、一番上のクラスは結構アドバンス(在米7年目の娘も結構大変そうです汗)なので、在米年数が少なかったり、もうすぐ帰国するなどの場合は、必ずしも一番上のクラスに入ることにこだわらなくも良いケースもあると思います。
セント・パトリックス・デー(St. Patrick’s Day)
毎年3月17日は、セント・パトリックス・デーです。アイルランドにキリスト教を広めた、セント・パトリックの命日を祝う、カトリックの祝日です。
プリスクールや学校によっては、緑のものを身に付けて登校することもあります。
春休み
ニュージャージー州では、4月に1週間ほど春休みがあります。各タウンによって日にちは異なるので、各タウンのサイトのSchool Calenderで確認してください。
👉School Calenderについては、こちらの記事をご覧ください。
👉春のお出かけについては、こちらの記事をご覧ください。
👉そのほかの春のイベントについては、「春のイベント」タグをご覧ください。
Bring a Kid to Work Day
4月の第4木曜日は、Bring a Kid to Work Day(Bring Your Kids to Work Dayとも言います。)という、子供を親の職場に連れて行くという日です。
こちらは1993年に始まった政府公認の日で、この日に親の職場に行く場合、私のタウンでは子供たちは「Excused Absence」になります。
親の会社側が受け入れをしているか、子供の学校が「Excused Absence」の対応をしているか、事前に確認しましょう。
州統一テスト(Grade3以上)
ニュージャージー州では、Grade3以上の生徒は、毎年4月後半から5月にかけて、ニュージャージー州統一テスト(NJSLA=the New Jersey Student Learning Assessments)を受けます。
Grade5の場合、Science、ELA(=English Language Arts)、Mathのテストがありました。
このために特に特別な勉強はしなくても良いとは思いますが、もし気になるようであれば、専用の問題集も出ているようです。
タウンに寄っては、問題集は図書館でも借りられます。
Teacher Appreciation Week
5月の最初の週に、Teacher Appreciation Weekという、「先生に感謝しよう」という週があります。
学校行事としてお知らせが来ることがない学校もあるかもしれませんが、この週に担任の先生などに手紙やギフトを贈ることもあります。
私の子供の学校では、「Teacher and Staff Appreciation Week」というタイトルで、先生だけでなくスタッフも入っているのが良いなと思いました。
Bike & Roll to School Day
5月のはじめの方に、Bike & Roll to School Dayがあります。
そこまでポピュラーではないかもしれませんが、私のタウンではお知らせが来て、この日は、自転車やストローラーで登校します。ヘルメットを忘れずに。
Field Day
Field Dayとは、校庭で、生徒がいろんな競技に挑戦していくというイベントで、日本の運動会をだいぶ緩くしたもの(というか、もはや別物…笑)です。
ボランティアとして、各クラスから数人の保護者がお手伝いに行くことができる学校もあります。
アメリカでは、子供の学校行事でも、ポップミュージックやロックがガンガンとかかり、生徒も先生もノリノリです。子供向けの曲をかけるという概念はありません(笑)
Field Trip
Field Tripは、バスなどで行く遠足です。
この日は、お弁当持参の学校が多く、捨てることのできる(disposable)容器にお弁当を詰めるように指定されることがあります。
私もボランティアで、付き添い(chaperone)をした年もありました。
動物園で、数人のグループになって自由行動するとき、みんなそれぞれ見たい動物が違って、てんやわんやになりました笑。
Field Tripのメール連絡で、「Brown Bag Lunch」と書いてあったので、「向こうで捨てることができるように、茶色い紙袋に詰めて持っていくのね!」と思っていたら、単に「お弁当持参」という意味だったようです。
ただ、disposable指定なので、結局は紙袋やジップロックなど捨てることができる袋に入れて持っていくことになるわけなのですが。
アメリカでは、お弁当持参=お店でテイクアウトして茶色い紙袋に入っているというイメージだから、そういう言葉が生まれたみたいです。
ところで、そもそも訪問先でごみを捨ててくるという概念が、日本と真逆で面白いですよね!笑
卒業式
卒業式は、卒業生とご家族が集まり、オードトリアムなどで行われます。
ガウンと帽子が配られるタウンもあります。
ガウンの中に着る洋服にはドレスコードがあり、Tシャツやデニムは禁止されていました。小学生だと、男の子はワイシャツにネクタイまたは蝶ネクタイ、女の子はワンピースが多かったです。
卒業生にこのような庭に飾れる名前入りのプレートが配られたり、購入できたりする学校もあります。
学年末(Last day of school)
その年度に雪の日で学校がクローズした日数によって、学年最終日は多少変動する場合があります。
一年間お世話になった担任や専科の先生、バスドライバーなどに、メッセージを添えてギフトを渡すこともあります。
番外編
番外編➀:Security Drill
Security Drill, Fire Drillとは、日本の「避難訓練」です。月1回あります(ニュージャージー州の場合)。
日本では、基本的に地震や火災が起きた場合に、どのように避難をするのかを訓練しますが、アメリカの場合は、不審者が学校に侵入してきた場合(Security Drill)や火災(Fire Drill)を想定した訓練となります。
生徒や保護者には事前に知らされず、「今日、こういう訓練があった」と事後にメールでお知らせが来ます。
番外編➁:誕生日
アメリカでは、誕生日に、カップケーキやグディーバッグなどを準備して、クラスでお祝いしてもらうこともできます。食べ物を持っていく場合は、事前に担任の先生に連絡を取りましょう。
日本では、誕生日や結婚などのお祝い事の際は、友達からプレゼントなどをもらったりしてお祝いしてもらうことが多いですが、アメリカでは、自分でケーキやグディバッグを準備するということに、渡米当初は驚きました。
でも、この「自分から」の精神、私は好きです。自分のハッピーをみんなに共有したいという感じ、すてきですよね。
子供の担任の先生が結婚したとき、クラスでドーナツを配ってくれたこともありましたよ。
👉アメリカの誕生日については、こちらの記事をご覧ください。
番外編➂サマーキャンプ
アメリカの夏休みは長いです。ニュージャージー州でも2か月半くらいあるので、夏にはサマーキャンプに通う子が多いです。
サマーキャンプの申し込みは、冬が勝負。1月から始まったり、早割が3月で終わるところもあったりするので、早めに調べておきましょう。
👉アメリカのサマーキャンプについては、こちらの記事をご覧ください。
👉そのほかの夏のイベントについては、「夏のイベント」タグをご覧ください。
まとめ
今回は、、現地校の『School Event』について、
- アメリカの現地校では、どんな学校行事があるの?
- ハロウィンやバレンタインには、どんな準備をすれば良いの?
- クレイジーヘアやクラス写真の服装など、個別のイベントについて知りたい!
をまとめました。
新学年が始まる前に、年間行事をイメージしておくと、少し安心できますよね。
アメリカならではのイベントを、思いっきり楽しんでみてくださいね!
【新学年の準備➀】『Supply List』編は、こちらの記事をご覧ください。
日本とは違う、アメリカ現地校のしくみ、学校のレベルの調べ方については、こちらの記事をご覧ください。
👉アメリカ生活で欠かせないアプリ、スマホSIM、VPN、オンライン英会話については、こちらの記事がおすすめ!